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あなたに日々の付録をお届け。

SF


【動画】ワクワクが止まらない! 80年代風カルトSF「マンボーグ(Manborg)」予告編

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 半分人間、半分サイボーグ:すなわちマンボーグ(Manborg)。
 地獄の部隊と戦って殺されたスーパーソルジャーは、ドラキュリオン率いるナチ・ヴァンパイアらと戦うために“マンボーグ”として甦ります。

 ストップモーションで描かれるモンスターやロボット、カンフー・キラーに謎の蠍座博士(Dr.スコルピウス)というクソ設定(←褒め言葉)。
 Steven Kostanski 監督による時代錯誤なビジュアル満載のカルトSFは、日本で公開されることはなさそうな予感。
 まかり間違って観れる機会が訪れることを、願わずにはいられない。

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【動画】製作費わずか4万8000円、ショートSF「Arrowhead: Signal」

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 オーストラリア出身のモーショングラフィックデザイナーであり、フィルムメイカーのジェシー・オブライエンさんが制作したSFショートフィルム「アローヘッド:シグナル」は、砂漠の惑星で一人取り残され、救助を待ちわびる傭兵を描いた作品。
 オリジナル長編映画制作の資金を募るためのサンプルとして公開された作品で、わずか600ドル(約4万8000円)の予算で制作されたのだそうです。
 約10分の作品ですが、とてもそんな低予算で撮影されたとは思えない完成度になっています。

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【動画】寿司職人はヒーローだ! 戦う寿司職人VS大海獣ムービー「MONSTER ROLL」

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 寿司職人と巨大なモンスターとのバトルを描くSFショート「モンスターロール」は、ダニエル・ブランク氏の脚本・監督によって製作。
 ワイアードによれば「ニューヨーク大学の映画学科を卒業したブランク監督が、将来制作する長編映画を売り込むためのコンセプトモデルとして」製作された作品で、監督の奥さんも協力して作られたものだそう。

 監督いわく近年のSFやファンタジー映画はシリアスになりすぎており、かつてのようなユーモアを持った映画が必要だとの思いが、寿司職人と怪獣との戦いを描く「モンスターロール」の製作に繋がっているそうです。

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【映画】宇宙人が中国語を話すと弾圧される!? 「宇宙人王さんとの遭遇」日本語版の予告編

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 欧米の中国に対する不安と不信感を象徴している――。

 ウォールストリート・ジャーナルがそう評したらしい、イタリア映画『宇宙人王(ワン)さんとの遭遇(原題:L'arrivo di Wang)』。
「地球で一番使われてる言語だし、たくさんの人とコミュニケーションがとれた方がいいと思って…」と考えた“イカ型宇宙人”の王さんが、野蛮な西欧人から、「なんで中国語なんだ!」「中国語を話すなんて侵略者だ!」と一方的にあらぬ疑いをかけられる、というものらしい。

 いろんな意味でマスコミュニティを象徴するような題材を取り上げている、映画「宇宙人 王さんとの遭遇」の予告編をお届けします。

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【動画】サイバーパンクなバンコクの街、SFショート「TRUE SKIN」

TRUE SKIN

 ARやボディーパーツ、ロボットによる世界の拡張が当たり前となった未来社会、タイ・バンコクを舞台に描かれるSFショートフィルム。
 Stephan Zlotescu 監督による「TRUE SKIN」は、人いきれに満ちた雑多な街並みとサイバー世界の共存が面白い作品。

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【動画】ミュージカル版「キングコング」の表現が凄そうだ

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 以前に「舞台版ヒックとドラゴン」の圧倒的な演出を取り上げたことがありましたが、海外の舞台演出はフィルムによる表現を追う形で、より巨大な存在をライヴで再現するというアミューズメントな次元にあるようです。

 現在、制作が続けられているミュージカル「King Kong Live on Stage」の舞台演出は、その中心的呼び物となる“キングコング”の表現がメインとなります。以下の動画で、そのプロトタイプの巨大感を鑑賞ください。

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【画像】1000年後の人類の予想図がひどすぎる件(イギリス)

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 イギリスのタブロイド紙「The Sun」が掲載した、1000年後の人類の予想図がドゥーガル・ディクソンもビックリの結果となっています。
 サン紙によると、主要な解剖学の専門家の意見を参考に、1000年後の人類の予想体型図を作成。
 それぞれの予想方法などは以下から。

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【動画】ループする時間と継承、SFショートフィルム「Grounded」

Grounded

 一人の宇宙飛行士が太陽系外の惑星で経験する、奇妙な出来事。
 繰り返される時間に囚われた男の体験を、老化や継承、父による承認など世代を越えて伝えられるテーマを元に、比喩的に表現したというSFショートフィルム「Grounded」は、観る者によって様々な解釈ができそうです。
 ケビン・マーゴ氏による素晴らしい仕事。
 ぜひフルスクリーンでご覧ください。

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【画像】映画「スターウォーズ」公開当時、初めてのオープニング・ウイークエンド(1977年)

Star Wars Opening

 1977年に公開された映画「スターウォーズ」は、SF映画に対する暗い評価を一新させた作品であるとともに、西部劇やラブロマンス、時代劇のエッセンスまでを貪欲に取り込み、後のエンターテインメントとしてのSF活劇の方向性を決定づけた、エポックメイキングと呼ぶにふさわしい名作です。

 ご紹介するのは、スターウォーズが公開されて初めて迎えた、米サンフランシスコはコロネット劇場でのオープニング・ウイークエンドの様子。
 熱気にあふれた往年の映画館の雰囲気を感じることができる、1977年撮影の貴重な画像です。

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【動画】レゴで再現、S.キューブリックの名作「博士の異常な愛情」

 Strangelove

 1964年の映画「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」は、冷戦下の時代背景を元に、時の政府や軍の異常性を痛烈に皮肉ったスタンリー・キューブリックのコメディ作品。
 主演のピーター・セラーズが、ストレンジラヴ博士をはじめ三役を演じたことでも知られる、キューブリック最後のモノクロ作品です。

 というわけで、動画は XXxOPRIMExXX を名乗る YouTube ユーザーの制作した、レゴ版「博士の異常な愛情」。2010年に公開され、一時は著作権侵害の指摘を受けてブロックされていたものですが、一部シーンの削除の後(スリム・ピケンズの有名なシーン)、再度公開されたものだそうです。

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【映画】SF映画の時代が一目でわかる、究極の Sci-Fi ムービー・タイムライン

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 いやあ、ほとんど観てるなあ....なんてしみじみと。
 海外のエンタメ情報サイト IGN が公開したのは、タイムトラベルが題材のSF映画「LOOPER/ルーパー」の公開を記念し、400万年前から西暦80万2971年にいたるSF映画の年表を一覧にしたもの。
 長大すぎて頭クラクラ、「あの映画見た」「あ、これ見てない」なんて楽しみながらご覧ください。

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【画像】ヒース・レジャー演じるジョーカー、映画「ダークナイト」のプロモ写真(30枚)

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 映画「ダークナイト ライジング」の記憶も新しいクリストファー・ノーラン監督のダークナイト(バットマン)トリロジーですが、その三部作の評価を一気に高めたのは二作目にあたる「ダークナイト(2008)」でした。
 ヒーロー映画の内在するポテンシャルを新たな次元へ高めたとさえいえる映画「ダークナイト」で、ひときわ印象的であったのが、ヒース・レジャー演じるジョーカーの存在。

 死後に公開された「ダークナイト」の演技により28歳の若さでアカデミー助演男優賞を受賞することとなるヒース・レジャーですが、ご紹介するのはヒース演じるジョーカーのプロモーション写真。
 貴重なショットが盛りだくさん、です。

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【アート】長岡秀星、極彩色のSF世界(18枚)

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 アース・ウインド&ファイヤーやカーペンターズを始め数々のジャケットアートを手掛け、また1976年にはローリングストーン誌での最優秀アルバムカバー賞を受賞するなど海外での評価が高い長岡秀星は、長崎県出身のイラストレーター。1970年に渡米し、ハリウッドにスタジオを設立して以来、現在も内外での積極的な活動を行っています。
 画業の多くにSFモチーフを手掛けていますが、ここで紹介する以外の作品なども眺めていると、極彩色のSF曼荼羅に頭がクラクラ。個人的には1984年に出版された「迷宮のアンドローラ」が鮮烈な印象を残しています。

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【映画】高屋良樹原作、幻のハリウッド作品「GUYVER: DARK HERO」フルムービー

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 旧ペンネームの“ちみもりを”を改名して以来、「強殖装甲ガイバー」一代を貫く漫画家・高屋良樹の原作による『THE GUYVER(1991)』と、続編『GUYVER:DARK HERO(1994)』は、ともにハリウッド映画として製作されましたが2作目の「Guyver: Dark Hero」は日本では公開されず、ビデオ化はされたものの、実質的には埋もれた作品となっています。

 原作の「強殖装甲ガイバー」は1985年に創刊され97年に廃刊となった徳間書店「少年キャプテン」誌上で連載されていたものでしたが、後に角川「月刊エースネクスト」→「月刊少年エース」と場所を移し、現在も連載中というSF大河ヒーロー漫画。
 ご紹介するのは映画版『Guyver: Dark Hero』のフルムービーですが、そういうわけですので削除御免。興味のある人だけどうぞ。

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【動画】火星の猫と探査ローバー、ショートフィルム「The Cats of Mars Meet the Toy Car」

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 スウェーデン出身のミュージシャンでサウンドエンジニアでもある Jacob Stalhammar さんはショートフィルムの制作にも熱心で、これまでにもいくつかの魅力的なアニメーションを製作しています。
 レトロなイメージを忠実に再現することを目指したショートフィルムは、パチパチとノイズの入るパブリックドメインの音楽とビンテージの児童書を意識したスタイルがとても心地よい作品。
 火星の猫とトイカー(惑星探査機)の楽しい物語をどうぞ。

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キネコ

Author:キネコ
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