1984

 1949年に刊行されたジョージ・オーウェルの小説「1984年(Nineteen Eighty-Four)」は、いわゆる“ディストピア“小説の傑作としてつとに有名な作品。トマス・モアの「ユートピア」の対極に位置する作品で、あらゆる市民生活に制限のくわえられた全体主義国家の恐怖を描くもの。
 村上春樹の愛読書としても知られており、彼がこの小説を土台に近過去の物語を執筆したのが、かの「1Q84」。

 1956年にマイケル・アンダーソン監督により映画「1984」として最初に映画化、作品世界と同じ1984年にもマイケル・ラドフォード監督によってリメイクされています。
 この作品が、ハリウッドで再々映画化の企画が進行しているそうです。

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