錬金術が17世紀の自然科学を生み出したと指摘したのは歴史学者フランシス・イェイツでしたが、21世紀になって、まさかの錬金術を思わせる驚きの発見がなされたようです。
錬金術究極の目的でもあった金の生成を、Cupriavidus metallidurans と呼ばれる細菌が現実に行うことを発見したのは、ミシガン州立大学の研究チーム。なんとこの細菌は塩化金という化合物を消化し、排泄物として金を排出するのだそうです。
発見された細菌から得られるウンチは、24k。つまり純度が99.99%以上の金に限られるもの。要するに「純金」です。
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