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あなたに日々の付録をお届け。

見世物小屋


【画像】サーカス小屋の奇形たち。チャールズ・エイゼンマンのフリークショー・ポートレート(17枚)

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 1855年にドイツで生まれたチャールズ・エイゼンマン(Charles Eisenmann)は、1870年代から80年代後半にかけて、フリーク・ショーの出演者たちの多くをファインダーに収めたことで知られている人物。
 ヴィクトリア朝時代であった当時、エレファントマンとして知られるジョゼフ・メリックの存在など多くのフリークたちが注目を浴びており、サーカス興業に同行するフリーク・ショーなども耳目を集めていました。
 エイゼンマンはニューヨークのバワリー街にスタジオを構え、見世物小屋の人々のポートレートをブロマイドとして販売していたといいます。

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【動画】最後の見世物小屋に密着、映画「ニッポンの、みせものやさん」予告編

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 失われていく日本の見世物小屋を撮影した映画「ニッポンの、みせものやさん」は、今や小屋掛けを行う最後の一軒といわれる大寅興行社に10年にわたって密着し、記録された貴重なドキュメンタリー。
 「ソレイユのこどもたち」で山形国際ドキュメンタリー映画祭特別賞を受賞した奥谷洋一郎監督は、お化け屋敷のアルバイトをきっかけに見世物小屋一座と出会い、旅を共にするようになったといいます。

 歴史をさかのぼれば室町時代にまで行き着くというアングラの華・見世物小屋ですが、最盛期には数百軒を数えた小屋掛けも、今や大寅さんと共に消えゆく最後のともしびなのでしょうか。

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【話題】現代のフリークス「狼男」登場、UKの見世物小屋がアップを始めました

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 ヴィクトリア朝時代の見世物小屋の復活かと話題になっているのは、イギリスの「The Circus of Horrors」という興業に“ウルフボーイ”と呼ばれる「超多毛症(Hyper-trichosis)」の男性が出演しているから。
 “恐怖のサーカス”は昨年のブリテンズ・ゴット・タレントに出演し、決勝に選出された経歴を持っており、ウルフボーイことジーザスさんは英サマセットのウーキーホールで行われた興業に参加したのだとか。
 自称フリーク・ショーのサーカス興業、欧米では有名なようです。

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【動画】リアル「ゴムゴムの実」の能力者がキモすぎる件

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 ゲイリー・ストレッチさんは、地球上で最も伸びる皮膚を持つと主張する人物。動画はロンドン・ワンダーグラウンドで行われたフリークショーをレポートした ITN News の公開によるものですが、あまりにキモすぎるストレッチさんの芸が話題になっているようです。
 ワンピースのモンキー・D・ルフィと比べると気持ち悪すぎですが、ゴムゴムの実の能力者が実在したら、こんな感じなのかもしれません。
 というか、未だにフリークショーが行われているロンドンが素敵すぎる。

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【動画】見世物小屋で暮らす少年の悲劇を描いた、トラウマものアニメ

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 サーカスの見世物小屋で生活する少年の、悲しい生活を描いた Tous Des Monstres(モンスターのすべて)というCGアニメーション。
 言語はフランス語ですが英語字幕もありますし、絵だけで物語は充分に伝わってきます。デフォルメされたアニメとはいえ暗い陰湿な雰囲気の作品で、一部トラウマものの描写に思えるところもあります。ダークなものが好きな方はともかく、苦手な方にはあえてお勧めできないかも。

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【博物】【フリークショー』に見られる奇形画像 32枚

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 フリークショーを日本風にいえば見世物小屋、その中でも特異な芸や肉体的な奇形を売り物にしていた呼び物といったところでしょうか。
 映画でいえばトッド・ブラウニング監督の『 フリークス 』という作品がありまして、実際の奇形者が出演する作品としてつとに有名。現在ではフィルム遺産としてアメリカ議会図書館に保存されているという「名作」ですが、当のアメリカでは1840年頃から1970年代あたりまではサーカスやカーニバルでのフリークショーは当然のように行われていたらしく、奇形の動物(例えば双頭の牛、一眼のブタや4角のあるヤギ)などと一緒に、こういった人たちもやはり見世物とされていたようです。

(ショッキングな画像なのでご注意を)

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見世物小屋 (2)

では見世物小屋レビューの続きをば…と言いたいところですが、その前に、先の記事の訂正を二三。

まず興行元は大寅興行社で確定でした。純粋に見世物小屋としての興行を行なっているのは、今や老舗の大寅さんだけなのだそうです。なんと貴重な。
また、お化け屋敷も大寅さんの興行であるみたいで、どうやら興行ワンセットか、一方の見世だけで展開している場合もあるようです。

さて、ここからがレポートとなりますが、なにしろライブなもので写真がブレたものばかりですがご容赦ください。


てなわけで、デビルマンに代わり、奈落から現れた小雪太夫。
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襦袢姿も艶めかしい、結構な美人です。

その小雪太夫、1メートルほどのボールチェーンをとりだすと、おもむろに鼻の穴に入れ始めます。
そのシチュエーションに場内失笑がもれますが、上を向いた太夫の鼻腔に「つつ〜っ」と鎖がなめらかに滑り落ちていく様を見るにつけ、それが感心に変わります。

見にくいですが、ちゃんと鼻腔から口腔へと、チェーンが通ってます。
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で、鼻に通したままのチェーンで、水の入ったバケツを持ち上げてみせるんですな…。

そして始まりました、看板にもある「ヘビ女」の所以たる『悪食の実演』。

要するに生の蛇を食い千切るわけですが、差し出されたシマヘビを本物か確かめてくださいと客に申すのへ、周りはおっかなびっくり、迷わず手を差出し、触って確認する俺(笑)

はい、確かに本物でした。
ただし頭を食い千切られた後の、死んだ蛇でしたが。

う〜ん、残念…。
小雪太夫、生きた蛇を食い千切り生き血を飲んだとのレポートを何人ものブロガーがあげているので、嘘ではないはず。
恐らく、ライブの時間がずれ込んでいたのだ。
もっと早くに来ればよかった…。

で、蛇をガブリとやってる小雪太夫。素敵っ!
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それをモグモグやってゴクリと飲み込んで、はいっ!と蛇を観客に向かって投じるんです、これが。当然、客は悲鳴をあげますが、投げた方はゴム製のオモチャです、という落ち。

客席の反応を見て、めっちゃ楽しそうな小雪太夫。なんと愛らしいこと。
そこで小雪太夫は小休止となります。

デビルマンが次に見せてくれたのが、短冊状に裂いたティッシュをお椀に盛って、お茶をかけて箸でこねれば、あら不思議。
ティッシュがうどんに変わってしまう…というもの。なかなか見事な芸でしたよ、間が悪いんですけどね(苦笑)

さて、これ「紙うどん」といって江戸時代からある手品だとデビルマンは言っていましたが、これは本当です。
俺の知る限りの文献では江戸も後期、細部のディテールも些か違いまして、ぱっと投じた紙を箸で掬うと、それがうどんになっている…というものでした。

参考までに明治初期、手品伝授本の草稿。
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見づらいですが、左下に、うどんを啜る男の絵が書かれてます。

そしてデビルマン、蝋燭の火を口に入れる実演で、茶を濁します。
一本が二本に、二本が三本に…最終的には七本だったかな。口に溜まった蝋をペッペと客席に飛ばすデビルマン(笑)

そして再度、小雪太夫の登場と相成りますが、ここで俺は感動の至芸を目撃することになります。

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見世物小屋

前回に引き続き、川越まつりにて見物した見世物小屋のエントリです。

その後、調べたところによると件の興行を行なっていたのは大寅興行社という一座だと思われ、最盛期には300に及ぶ見世物小屋が隆盛を極めたそうですが、現在では残されるところわずか3社。
これは呼び込みのお姉さんも確か語っていたところだったと思いますが、仕入れた情報によると平成に至り興行を努めていたのは大寅興行社と、あとは団子屋興行社、多田興行社、安田興行社、入方興行社があるそうです。
その内、3社の中に入方興行が入っているのではないかと思われますが、子細は定かではありません。
そもそも、3社が現在も興行を続けているのが事実かどうかさえ確信を持って言えませんから、その辺はご愛敬ということでお願いします。

さてはて、ここからがメインの見世物小屋レビュー。

小屋掛けは、実に質素なものでした。以前は靖国神社でも興行が行なわれていたそうですが、現在は行なわれていないそうです。
当時の小屋掛けと川越まつりでのそれとを比べてみると、明らかに簡略化されていることがわかります。

靖国神社。
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蓮馨寺。
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絵看板一つにしても、こうして比べてみると、やはり簡素。
なによりも、それ自体を半分黒い幌で隠してしまっているため、近づいて仰ぎ見なければ、魅力的な絵看板を鑑賞できないという状態でした。

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川越まつり

埼玉は小江戸、川越祭りに行ってきました。成り行きは省略。

ガイドマップによると祭礼の起源は慶安元年(1648)、江戸との経済交流にあわせて山王祭や神田祭の様式が取り入れられ、華麗な山車(だし)が曳き回されるようになったとか。
山車の形式はいわゆる鉾(ほこ)山車、三ッ車や四ッ車のせいご台の上に二重の鉾を組み、上層の鉾に人形を乗せた形式のもの。
見所は「曳(ひ)っかわせ」といって、通りで面を突き付けた各町の山車が、威勢を競う(※儀礼打ち)というもの。

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見にくいけど、三台の山車が競り合ってます。

ところで浄土宗の名刹・蓮馨寺(れんけいじ)が蔵造りの町の中で、ひときわ怪しげなネオンに照らされているのにフラフラと吸い寄せられると……。

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境内の写真。怪しい。

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おばけ屋敷発見!

辺りには怪しげに客引きをする、オバチャンの…琴弾くような(?)アングラなマイクパフォーマンス。
たまらん。たまらん雰囲気だ!

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その小屋の前にディスプレーされていた棺桶の中に、謎の人形。

うひょー!ますます、たまらん。

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その傍らに、水木メフィストのような人形。
今にも動きだしそう。

こんな人形まで。
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妙に造形が巧みだ。

しかし、迷わず潜入しようとした俺の耳に、別の声が聞こえてきました。

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なんと、見世物小屋発見!

見世物小屋かよ!

料金は後払い、小屋先でオネーサンが小さい蛇を子供たちに触らせて、「さあさあ、ここまではタダだよ、どうぞ見ていって」って…あまりの安っぽさに、思わず、フーテンの寅さん風の木戸番に「金は後でかまわんの?」と確認する俺。

ダメだ、川越まつりは俺にとっては魔の祭。山車はこの際、どうでもいいや。

どうよ。
平成のこの時代に、蓮馨寺境内は昭和アングラのダークサイドを今だに保っている。
ちくしょう、俺は往年の見世物小屋や衛生博覧会にどれだけ憧れたか……。

実に、「おばけ屋敷と見世物小屋」が『曳っかわせ』をしているという、このありえない構図。


これは川越まつりの、『裏曳っかわせ』と名付けるにふさわしい、どこかノスタルジックな一齣ではないですか。

うっひょー!たまらん!続きを読む
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