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 1964年、グラフ誌「LIFE」のカメラマンであったマイケル・ルージェとロバート・モース記者が記録した東京の若者たち。
 経済白書に「もはや戦後ではない」と記述されて数年。東京オリンピックが開催され、いざなぎ景気に突入しようという浮かれた空気の中で、それでもやりきれなさを爆発させていたティーンエイジャーたちの肖像。

 後に“団塊の世代”といわれる人たちですが、彼らを評して「西洋社会ではお馴染みの現象の一部」とした上で、これら反抗的な若い世代を「この国の過去に憤る少数派である」とモース記者は記していたようです。

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