色覚異常とはある特定の視覚特性を指す診断名で、かつては「色盲」や「色弱」との呼称が広く用いられてきましたが、総称としては正式な医学用語である「色覚異常」を用いるのが学術的には妥当であるそうです。
かのフィンセント・ファン・ゴッホも色覚異常ではなかったかとする説があり、医学・メディアデザイン学博士である浅田一憲さんは「ゴッホの本当の凄さを知った日(The Day I Saw Van Gogh’s Genius in a New Light)」としたコラムでそのことに触れています。
浅田さんは色覚異常者の視界を通してみるビジョンを疑似体験できるアプリケーションを開発しており、ゴッホの絵画を、2色覚者の見る色と正常色覚者が見る色の中間色になるよう変換することを試みました。
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