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科学


【話題】チリで発見された「6インチミイラ」の正体は人間!? ドキュメンタリー映画「シリウス」が凄そうだ(動画あり)

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 10年前にチリで発見された「アタカマ・ヒューマノイド」として知られる奇妙なミイラの存在は、UFO愛好家にとって興味を惹かれる存在の一つでした。
 6インチ、およそ15センチの身長しか持たない小さなミイラは、そのサイズはもちろん、釣り上った目にとんがった頭など、あたかもエイリアンの特徴を有しているかのように見えます。
 そんな中、アタカマ・ヒューマノイドのDNA鑑定の結果がドキュメンタリー映画の中で示されたことが、大きな反響を呼んでいます。

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【歴史】100年を越えて、電話の父「グラハム・ベル」の肉声記録の再生に成功(動画あり)

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 スコットランド出身の発明家であるグラハム・ベル(1847年-1922年)は、世界初の実用的な電話の発明者として偉人伝でも取り上げられる人物。
 そんなベルの最も初期に録音された肉声が、現代の技術で再現されたことが話題となっています。
 音声は1885年に蝋製のディスクに記録されたもので、ディスクは国立アメリカ歴史博物館に寄贈されていたもの。朽ちかけたディスクから、実に128年の時を経て「電話の父」グラハム・ベルの肉声が甦ります。

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【科学】夢の可視化に一歩近づく、日本の研究者が睡眠中の夢の解読に成功

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 フロイトの夢分析を例に出すまでもなく、古来より人の見る夢は神秘の対象とされてきました。
 今でも夢占いや夢診断などのワードで検索すれば多くのサイトがヒットしますが、そもそも曖昧な記憶の対象下にある夢を科学の手で解明することは困難なものとされてきました。
 しかし今回、ATR脳情報研究所・神経情報学研究所の神谷之康(かみたにゆきやす)室長らのグループが発表したのは、これまでの「脳情報デコーディング技術(後述)」を睡眠中のヒトの脳計測データに適用することで、睡眠中の夢に現れるオブジェクト情報を解読することに成功したというもの。

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【科学】どんな傷口も一瞬で止血、瞬間治療ジェル「Veti-Gel」を大学生が開発(動画)

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 少々気味が悪く見えるかもしれないこのビデオは、瞬時に出血を止めることのできる画期的な医療用ジェルの発明を示している可能性があります。
 ニューヨーク大学に通う学生、Joe Landolina さんの開発した植物由来のポリマージェル「Veti-Gel(Medi-Gel)」は、人工的に合成された細胞外マトリックス(細胞接着における足場の役割や、細胞増殖因子などの保持・提供をする役割を担う成分)ともいうべきもので、同様の超分子構造体と結び付くことで、ほぼ瞬時に傷口をカバーし、出血を止めることができるのだという。

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【科学】黄金は一瞬で作られる? 地震が瞬時に金鉱脈を生成するプロセスを解明

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 金は一瞬にして形成される――そんな研究を発表したのは、オーストラリア・クイーンズランド大学の地質学者による研究チーム。
 発表によれは、液体に満たされた地殻中の空洞が地震の振動を受け、急激な圧力低下が起きることで、金が“瞬時”に形成されるのだという。
 これは「フラッシュ蒸発」と呼ばれる現象で、地殻下3マイルから18マイル(5-30km)の深さに液体で満たされた空洞が存在している場合、地震による急激な圧力の低下で液体が膨張・蒸発し、金が発生するのだそうです。

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【動画】目標物を鷲掴み、猛禽類の爪を得たクワッドローターが凄い

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 ペンシルベニア大学GRASP研究所の学生が開発した猛禽類の爪をもったクワッドローター(クワッドコプター)は、最高速秒速9.8フィート(約3メートル)で移動して目標物を鷲掴みにして持ち去るという、ものすごい技術。
 これ、一歩間違えて悪用したら大変なことになりそうです。

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【動画】ニューヨーク万博1964、科学の夢あふれる「フューチュラマII」のプロモーション映像

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 「フューチュラマ」は1939年から40年にかけて行われたニューヨーク万国博覧会に、ゼネラル・モーターズ(GM)が出展したライド型のアトラクション。
 “明日の世界”を掲げたニューヨーク万博では大変な人気を博したようですが、ご紹介する動画は同じニューヨーク万博でも、1964年に行われた博覧会で展示された「フューチュラマ II」の貴重なプロモーションフィルム。
 まるでジェリー・アンダーソンの世界に入っていくかのようです。

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【科学】脳の神経回路を最新技術で3Dマップ化「コネクトーム・プロジェクト」

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 生物におけるニューロンやニューロン群、領野などの神経系内の各要素、つまり神経回路の地図のことを“コネクトーム(connectome)”といいますが、2003年に解読の終了したヒトゲノムとは違って、ヒト・コネクトームの解読はまだ初期段階なのだそうです。
 そんな中、「Human Connectome Project」という多国間による共同研究プロジェクトが、驚くべき脳の3Dマッピング動画を公開しています。

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【動画】高電圧侵食実験、木材の板に15,000ボルトの電流を流すとこうなる

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 学生のメラニー・ホフさんによる興味深い実験映像は、大きな木材の板に電極を接続し、15,000ボルトの電流を流すというもの。
 驚くべきことに、各接触点の周囲の領域は発火したり円状に焦げが広がることはなく、フラクタル状のパターンを描きながら広がっていきます。

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【動画】オレオをクッキーとクリームに分かつため、両派の科学者がマシンを製作

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 クリームをスクープ(すくって)、ミルクにダンク(つけて)など、テレビCMでも様々の食べ方を提案しているナビスコのクッキー「オレオ」。
 1912年発売開始という長い歴史を持つオレオにとって、クッキー派とクリーム派は互いに一歩も譲れない問題。日本における“きのこの山”と“たけのこの里”のように、両者の好みは激しく火花を散らしているわけです。
 そんな両者にあって、ついに科学者たちがオレオをクリームとクッキーに分かつために立ち上がりました。

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【話題】人体に置換可能?! 義肢や人工臓器で「擬体」を作ったらこうなった

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 これが現代科学の「擬体」です――というわけなのですが、義肢や人工的な臓器、各種の人工器官で人体を補えるのなら、それらの人工的な構造を用いて人体を構成することも可能なのではないか?

 そんな試みを行ったのは、イギリスの公共テレビ局“チャンネル4”。
 同局のドキュメンタリーで描かれる、レックス(REX)と名付けられた擬似人体は、義手や義足などの義肢、また人工臓器などを用いて構成された、ある種の模擬人体なのだそうです。

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【話題】クリスマスの科学「赤鼻のトナカイ」の謎が解明される

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 クリスマスソングとして誰もがなじみのある「赤鼻のトナカイ」ですが、唱歌のもととなっているのは1939年にロバート・L・メイによって書かれた童話「ルドルフ 赤鼻のトナカイ」だというのは有名な話。
 ところで、オランダとノルウェーの研究者からなるグループが発表した興味深い論文は、赤鼻のルドルフとして知られるトナカイの鼻が赤い理由を体系的に証明しようという研究によるもの。

 オンラインの医学雑誌BMJに発表された彼らの研究は、極端な環境下において、トナカイが体温を調節するために極めて密に配された鼻の血管を利用していることを示しています。

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【動画】HENTAIの新たなステージか? 大根が喘ぐ「セクハラ・インターフェース」が悩ましい

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 静電容量式センサーの応用で、大根が悩ましげな喘ぎ声をあげるというヘンタイマシン「セクハラ・インターフェース」の開発を行ったのは、早稲田大学文化構想学部ディジタルメディア論ゼミから発足したという製作集団「欲望のインターフェース」の方々。
 ゲスく正しく美しい“おんなのことおとこのこを元気にする”ガジェットを開発している人たちで、このセクハラ・インスタレーションは泡だて器型デバイスの併用で、喘ぎ声の波形を歪ませるエフェクトをかけることも可能。
 女性や男性はもとより、カマ声など様々なバリエーションが用意されているようです。

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【動画】ニュートンに挑む!? 反重力なピタゴラ装置が面白い

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 カナダの写真スタジオ「2D House」の公開した独創的なピタゴラ装置(ルーブ・ゴールドバーグ・マシン)は、一見すると重力に逆らう反重力のマシンのように感じられます。
 タイトルも「アイザック・ニュートン対ルーブ・ゴルドバーグ」とわかりやすい映像は、以前にご紹介した写真をテーマにしたピタゴラマシンと同じスタジオの製作によるもの。推測するのは容易ながら、同じように再現できるかとなると、かなり悩ましい。摩訶不思議さがとても楽しい映像。

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【動画】MITが開発、有機的に再構成の可能な極小デバイス「Milli-Motein」

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 MIT(マサチューセッツ工科大学)の発表した、Milli-Motein と呼ばれる極小のデバイスは、その名の通り、ミリ単位でのモーターを組み込まれたロボットで、鎖のように接続することで多様な形を作り出すことが可能です。
 セグメントを無数につなぎ合わせることで、いわば塩基配列のようなバイオロジカルな形状としてとらえることができ、有機的な構造物のように構造を変えることが想定されています。

 想像できるほぼ全ての形状に自らを折りたたむことができるという世界最小のチェーンロボットは、より小型化が進むことで、将来のデバイスの有望なイメージを提供するものであるのかもしれませんね。

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キネコ

Author:キネコ
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管理人は『コタク・ジャパン』や『目ディア』、『Amp.』他でも執筆経験のあるフリーライター。ハンドルネームの由来は、映像変換技術のKinecoから。

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