9 Hours

 京都寺町にある9h(nine hours)という未来型カプセルホテル。
 シャワー+睡眠7時間+休息=9時間のスリーピング・ハブというコンセプトのホテルなわけですが、海外の人にとっては、こういう“孤独な空間”は、日本的な異世界を感じるにはもってこいな場所であるのかもしれません。ちなみに情報としては何度目かの正直で、目新しいものじゃないので念のため。

 動画を見ればわかるように、9hの空間構築は間口が狭くて奥行きの深い京町家(町家造り)を彷彿とさせます。そこには京独特の美意識、引いては日本人独特の美意識が息づいているのだろうし、それは伝統と言い換えても的外れではないように思う。そういう感覚に、時に海外の人というのは日本人以上に敏感であったりするわけです。

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