ドイツの研究チームが交尾中の化石を発見したというニュースは、瞬く間に世界中に広がっています。
問題の化石が発見されたのは、ドイツのメッセル・ピットと呼ばれる場所。この地はかつては熱帯の湖で、現在ではラーゲルシュテッテン(古生物学の専門用語で、非常に保存状態のよい化石が出土する場所という意味)となっている場所なのだそうです。
実に4700万年もの長きにわたり愛を分かち合い続けているカメ(の化石)というわけですが、発表を行ったドイツの研究チームによると、「つがいの化石だけでも世界に類を見ない発見」とのこと。
研究を率いたウォルター・ジョイス氏は、「このような姿で発掘された脊椎動物の化石は他に例がない」と語っています。
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