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 一口にインド人といっても、よくイメージされるターバンを巻いた姿はシク教(シーク教)徒、中でもカールサー派と呼ばれる宗派の男性にのみ見られる習俗だそうです。
 15世紀に初代のグル(尊師)であり教祖のグル・ナーナクによってはじめられたといいますから比較的歴史の浅い宗派だといえますが、中でも Nihang という人たちはシク教の戦士集団に属する人たちで、シク教の歴史の中でも多くの重要な役割を担ってきたのだそうです。
 というところで、その Nihang の人たちをご紹介するわけですが、彼らの特徴といえるターバンは切っても切り離せないアイデンティティーであり、最長のものでは350〜450メートルにも及び、頭に巻くにも一時間近くの時間を要するとか。戦士になるには強靭な首が必要ですね。

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