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宇宙


【宇宙】スーパーアース新時代、太陽系外惑星が新たに50個以上も発見される

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 もちろん、1度に公表された惑星の個数としては過去最多。
 ジュネーブ大学の天文学者を中心とする惑星探査チームが、新たに50個以上の太陽系外惑星を発見したと発表しました。
 発見された惑星の中には、地球の1〜10倍程度の質量を持つ16個のスーパーアース(巨大地球型惑星)も含まれており、チームリーダーである天文学者のミシェル・マイヨール氏は、「あらゆる点で予想を上回る成果が得られた。特に、太陽と酷似した中心星を持つスーパーアースや、海王星型惑星が非常に多い」と述べています。

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【画像】スタートレックの歴史を一望できるインフォグラフィック

The Evolution of 'Star Trek'

 故・ジーン・ロッテンベリーによって生み出されたテレビシリーズ『スタートレック』が米NBCネットワークで最初に放送されたのが、1966年9月8日。日本では遅れること3年、『宇宙大作戦』のタイトルで放映が開始されたわけですが、今年がスタートレックのオリジナルTVシリーズ第1作「Star Trek: TOS(TOS = The Original Series)」の放送45周年に当たることを記念して、Space.comが素敵なインフォグラフィックを作ってくれました。
 説明文はもちろん英語となりますが、シリーズ全体の歴史を一望できる構成はファンの皆さんにはきっと楽しんでいただけるはず。

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【話題】2013年開港予定、世界初の『宇宙港』が90パーセント完成(動画あり)

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 アメリカ・ニューメキシコ州のラスクルーセスに建設中という世界初の商業用スペースポート(宇宙港)『スペースポート・アメリカ』の建設が、現在90パーセントの完成を果たしたとして話題となっています。

 この壮大な計画を進めているのは、冒険家としても様々の話題を振りまく、ヴァージングループ会長のリチャード・ブランソン氏が設立した宇宙旅行ビジネス会社『ヴァージン・ギャラクティック社』。
 ヴァージン・ギャラクティック社は年間500人の観光客を1人当たり20万ドル(約1500万円)の料金で宇宙へ送る計画を立てており、大気圏と宇宙のおおよその境界とされる地上100kmを若干超える高さまで、弾道飛行により到達させる想定となっているようです。

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【宇宙】ドミノ・ピザが「月への出店」プロジェクトを始動

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 常に宅配ピザの開拓者であり続けたいと考えるドミノ・ピザが、「月面への出店」を真剣に検討し始めているようです。

 目に見える天体として最も身近にあり、また人類が降り立った唯一の天体でもある、宅配ピザの新たなフロンティア――『ドミノ・ピザ 月面店』。
 単なる店舗を越えたフラッグシップ・ショップとして、またランドマークとしても愛されるドミノ・ピザ「月面出店計画」は果たして実現可能なプロジェクトなのか、詳しく見てみよう。

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【宇宙】最も“地球に似た惑星”を発見!「生命が発生し、進化するだけの時間を経た」可能性

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 いわゆるスーパーアース(巨大地球型惑星)に属する星として、「グリーゼ581d」が生命生存の条件を満たしている惑星であることが発表されたのは、2010年9月のことでした。

 ところがこの度、チリにあるヨーロッパ南天天文台に設置された観測装置HARPS(High Accuracy Radial Velocity Planet Searcher、高精度視線速度系外惑星探査装置)により発見されたのは、グリーゼ581dを上回る「もっとも地球に似た太陽系外惑星」である、「HD85512b」。
 HARPSのデータによると、この惑星の質量は地球の3.6倍で、中心星をめぐるその軌道は、表面部に液体の水が存在するのに適した距離にある。
 “地球外生命体が闊歩している”といった想像をめぐらせるにはさらなる情報が必要だとしつつも、「原理上は有力候補と言える」のだそうです。

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【宇宙】4000光年の彼方に「ダイヤモンド惑星」を発見!天の川銀河のペンダントヘッド?

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 地球から約4000光年離れた銀河系にダイヤモンドで出来ているとみられる小惑星が存在することが観測され、豪天文学者らで作るチームが25日発行の米科学誌サイエンスで発表しました。

 豪スウィンバーン工科大学のマシュー・ベイルズ教授らが惑星の周回する中性子性から発生する放射線を測定したところ、くだんの惑星は通常よりもはるかに高密度であり、そのほとんどが炭素から出来ていることが判明。密度が非常に高いことから炭素の大部分は結晶質であると考えられ、ダイヤモンドのような物質だとみられるという。

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【宇宙】ブラックホールに星が吸い込まれる瞬間を世界で初めて観測、日本の実験棟『きぼう』の協力で

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 予約投稿なものでどうしてもタイムラグが出てしまうんですが、ご勘弁。
 国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」とNASAの人工衛星「スウィフト」が、ブラックホールに星が吸い込まれる瞬間を世界で初めて観測することに成功しました。発表されたのは8月25日(木)。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)のプレスリリースによると、
“「きぼう」の船外実験プラットフォームに搭載されている全天エックス線監視装置(MAXI:Monitor of All-sky X-ray Image)は、米国のガンマ線バースト観測衛星(Swift:スウィフト)との連携により、地球から39億光年離れた銀河の中心にある巨大ブラックホールに星が吸い込まれる瞬間を世界で初めて観測しました。”
 とあり、この成果は同日発行の英科学誌「ネイチャー(オンライン版)」に掲載されています(掲載論文はこちら:英文 / 日本語版要約はこちら)。

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【話題】ロシアの新宇宙計画、100万ドルで滞在5日間の宇宙ホテル・プロジェクト

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 ロシアが16日に発表したという新しい宇宙計画の構想は、4つのキャビンでゲスト7人を収容することの可能なソユーズ宇宙ホテルのプロジェクト。
 2016年までにオープンする予定だというロシアの商業的宇宙ステーションは、ソユーズロケットで打ち上げた個室ポッドをドッキングすることで5日間の滞在を可能とするというものですが、もちろんプロのアストロノーツによって使用される国際宇宙ステーションよりは、はるかに快適な環境を提供できるのだそうです。
 ただしお値段のほうは少々高価で、打ち上げおよび5日間の宇宙観光の費用は合計で100万ドル(約8千万円)ほどかかるそうです。

 あれ? それでも意外と....お安い?

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【宇宙】地球を取り巻く『反物質の輪』を発見、アンチマターエンジンの実現も近い?

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 反物質とか反粒子なんて聞くとそれだけでSFの世界のような気がしてきますが、新たな観測データによると地球は薄い反物質の帯に取り囲まれているのだそうです。

 反物質粒子は通常の物質粒子に対して鏡に映したような性質を持っており、例えば反陽子は陽子とほぼ同じ性質を持ちますが、荷電だけがマイナスの特徴を持っています。逆に電子はマイナスの電荷を持っていますが、反電子(陽電子)はプラスの電荷を持っています。

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【話題】隕石からDNAの成分発見される、やはり地球の生命は宇宙から飛来?

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 生命の源は宇宙から飛来した――そんな説を唱えれば、きまってSF小説の読み過ぎなどと揶揄されたものです。
 しかしその構図は、遠くない未来には逆転するかもしれません。少なくとも地球の生命が宇宙から誕生したという点においては。

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【話題】地球の『トロヤ群小惑星』が初めて発見される

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 トロヤ群小惑星とは、同じ公転軌道上にあって、惑星・恒星間の位置関係を保ちながら公転する小惑星のことです。つまり惑星の重力の影響下にあって、ゆるやかにつながっている小惑星のことらしい。

 木星や火星、海王星にもトロヤ群小惑星が存在しており、土星にはトロヤ衛星のグループがいくつか存在することはすでに知られていましたが、地球を同じ公転軌道上を回るトロヤ群小惑星が確認されたのは初めてのことのよう。論文は28日付の英科学誌「ネイチャー」に発表されています。

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【画像】スペースシャトル30年、アトランティス最後の打ち上げ(26枚、動画あり)

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 去る2011年7月8日(日本時間9日未明)、アトランティスSTS-135の打ち上げおよび帰還をもって、30年余りに及ぶ歴史に幕を下ろすことになるスペースシャトル計画。オバマ大統領がコンステレーション計画の中止を宣言することで予算が打ち切られ、今後は低軌道への衛星発射の事業は民間企業に委託されることとなります。

 華々しいスペースシャトルの歴史を終結し、NASAは今後、深宇宙へフロンティアを求めることになりそうですが、やはりスペースシャトルの夢はアメリカという国の象徴の一つであった気がします。既に既報となったアトランティスの打ち上げですが、あらためて画像と動画で振り返ってみましょう。

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【話題】土星の『嵐の音』を探査機カッシーニが録音、音声データが公開される

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 NASAの土星探査機『カッシーニ』が、土星上で7カ月にわたって猛威をふるっている嵐の「音」を録音することに成功したそうです。

 観測された土星の嵐の幅は、地球の直径を超え、長さは土星を一周するという巨大なもの。土星では、地球上にある望遠鏡から観測できるほどの巨大な嵐が、約30年に一度の頻度で発生するのだそうです。
 問題の嵐の音は、今年の3月15日(米国時間)に土星上の落雷から発生した電波のパルスをカッシーニが捉え、それを落雷の音として合成したもの。

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【動画】土星探査機『カッシーニ』の見果てぬ宇宙への夢 - CASSINI MISSION

CASSINI MISSION

 シンガポールで生まれ、カナダで育ったというディレクター兼デザイナー、Chris Abbas さんの製作したショートフィルム。
 カッシーニといえばNASA(アメリカ航空宇宙局)とESA(欧州宇宙機関)の共同開発で1997年に打ち上げられた土星探査機。惑星探査機ホイヘンス・プローブを搭載したカッシーニの土星探査は『カッシーニ・ホイヘンス・ミッション』と呼ばれており、動画はそれらのプロジェクトにより送られてきた土星周辺の映像をもとに編集された作品になっています。
 見果てぬ宇宙へ思いを馳せることのできる、すばらしい映像です。ぜひご覧になってください。

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【動画】アポロ15号がおこなったガリレオ実験(真偽不明)

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(image source.)

 アポロ15号はアポロ計画における9番目の有人飛行ミッション(月面着陸としては4番目)として1971年に行われたもの。ご紹介するのは、そのアポロ15号の搭乗員が、ガリレオの“落体の法則”が月でも適応されるのかを確認するために、ハンマーと鳥の羽根を月面で同時に落として見せたもの、とされる映像ですが、真偽のほどは議論があり定かではありません。
 ただ、議論があるということはNASAが正式の実験として認めていないということなのでしょうし(たぶん)、だったら普通に考えればニセモノじゃないの?....というのは素人考えでしょうか。

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キネコ

Author:キネコ
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管理人は『コタク・ジャパン』や『目ディア』、『Amp.』他でも執筆経験のあるフリーライター。ハンドルネームの由来は、映像変換技術のKinecoから。

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