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大寅興行社


【動画】最後の見世物小屋に密着、映画「ニッポンの、みせものやさん」予告編

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 失われていく日本の見世物小屋を撮影した映画「ニッポンの、みせものやさん」は、今や小屋掛けを行う最後の一軒といわれる大寅興行社に10年にわたって密着し、記録された貴重なドキュメンタリー。
 「ソレイユのこどもたち」で山形国際ドキュメンタリー映画祭特別賞を受賞した奥谷洋一郎監督は、お化け屋敷のアルバイトをきっかけに見世物小屋一座と出会い、旅を共にするようになったといいます。

 歴史をさかのぼれば室町時代にまで行き着くというアングラの華・見世物小屋ですが、最盛期には数百軒を数えた小屋掛けも、今や大寅さんと共に消えゆく最後のともしびなのでしょうか。

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見世物小屋 (2)

では見世物小屋レビューの続きをば…と言いたいところですが、その前に、先の記事の訂正を二三。

まず興行元は大寅興行社で確定でした。純粋に見世物小屋としての興行を行なっているのは、今や老舗の大寅さんだけなのだそうです。なんと貴重な。
また、お化け屋敷も大寅さんの興行であるみたいで、どうやら興行ワンセットか、一方の見世だけで展開している場合もあるようです。

さて、ここからがレポートとなりますが、なにしろライブなもので写真がブレたものばかりですがご容赦ください。


てなわけで、デビルマンに代わり、奈落から現れた小雪太夫。
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襦袢姿も艶めかしい、結構な美人です。

その小雪太夫、1メートルほどのボールチェーンをとりだすと、おもむろに鼻の穴に入れ始めます。
そのシチュエーションに場内失笑がもれますが、上を向いた太夫の鼻腔に「つつ〜っ」と鎖がなめらかに滑り落ちていく様を見るにつけ、それが感心に変わります。

見にくいですが、ちゃんと鼻腔から口腔へと、チェーンが通ってます。
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で、鼻に通したままのチェーンで、水の入ったバケツを持ち上げてみせるんですな…。

そして始まりました、看板にもある「ヘビ女」の所以たる『悪食の実演』。

要するに生の蛇を食い千切るわけですが、差し出されたシマヘビを本物か確かめてくださいと客に申すのへ、周りはおっかなびっくり、迷わず手を差出し、触って確認する俺(笑)

はい、確かに本物でした。
ただし頭を食い千切られた後の、死んだ蛇でしたが。

う〜ん、残念…。
小雪太夫、生きた蛇を食い千切り生き血を飲んだとのレポートを何人ものブロガーがあげているので、嘘ではないはず。
恐らく、ライブの時間がずれ込んでいたのだ。
もっと早くに来ればよかった…。

で、蛇をガブリとやってる小雪太夫。素敵っ!
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それをモグモグやってゴクリと飲み込んで、はいっ!と蛇を観客に向かって投じるんです、これが。当然、客は悲鳴をあげますが、投げた方はゴム製のオモチャです、という落ち。

客席の反応を見て、めっちゃ楽しそうな小雪太夫。なんと愛らしいこと。
そこで小雪太夫は小休止となります。

デビルマンが次に見せてくれたのが、短冊状に裂いたティッシュをお椀に盛って、お茶をかけて箸でこねれば、あら不思議。
ティッシュがうどんに変わってしまう…というもの。なかなか見事な芸でしたよ、間が悪いんですけどね(苦笑)

さて、これ「紙うどん」といって江戸時代からある手品だとデビルマンは言っていましたが、これは本当です。
俺の知る限りの文献では江戸も後期、細部のディテールも些か違いまして、ぱっと投じた紙を箸で掬うと、それがうどんになっている…というものでした。

参考までに明治初期、手品伝授本の草稿。
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見づらいですが、左下に、うどんを啜る男の絵が書かれてます。

そしてデビルマン、蝋燭の火を口に入れる実演で、茶を濁します。
一本が二本に、二本が三本に…最終的には七本だったかな。口に溜まった蝋をペッペと客席に飛ばすデビルマン(笑)

そして再度、小雪太夫の登場と相成りますが、ここで俺は感動の至芸を目撃することになります。

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見世物小屋

前回に引き続き、川越まつりにて見物した見世物小屋のエントリです。

その後、調べたところによると件の興行を行なっていたのは大寅興行社という一座だと思われ、最盛期には300に及ぶ見世物小屋が隆盛を極めたそうですが、現在では残されるところわずか3社。
これは呼び込みのお姉さんも確か語っていたところだったと思いますが、仕入れた情報によると平成に至り興行を努めていたのは大寅興行社と、あとは団子屋興行社、多田興行社、安田興行社、入方興行社があるそうです。
その内、3社の中に入方興行が入っているのではないかと思われますが、子細は定かではありません。
そもそも、3社が現在も興行を続けているのが事実かどうかさえ確信を持って言えませんから、その辺はご愛敬ということでお願いします。

さてはて、ここからがメインの見世物小屋レビュー。

小屋掛けは、実に質素なものでした。以前は靖国神社でも興行が行なわれていたそうですが、現在は行なわれていないそうです。
当時の小屋掛けと川越まつりでのそれとを比べてみると、明らかに簡略化されていることがわかります。

靖国神社。
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蓮馨寺。
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絵看板一つにしても、こうして比べてみると、やはり簡素。
なによりも、それ自体を半分黒い幌で隠してしまっているため、近づいて仰ぎ見なければ、魅力的な絵看板を鑑賞できないという状態でした。

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