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 尖閣諸島をめぐり日中間の対立がエスカレートする兆しを見せる中で、なかなか面白い資料が出てきたのでご紹介。
 新たに出てきた資料は、中国・明から1561年に琉球王朝(沖縄)へ派遣された使節、郭汝霖(かく・じょりん)が皇帝に提出した上奏文で、その中に、尖閣諸島所属の大正島を「琉球」と記していたことが判ったというもの。

 調査を行ったのは長崎純心大の石井望准教授で、この発見により、中国が主張するところの「(尖閣諸島が)明代から中国の領土であり、台湾に付属する島嶼(とうしょ)だった」とする根拠が大きく崩れることになります。

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