Oryzias sakaizumii 2

 19世紀半ばのシーボルトの紹介以来、一種だけとされてきた日本の野生メダカに、もう一つ別の種が存在することが、近畿大学大学院の博士課程3年・朝井俊亘さんの調査により明らかになりました。

 日本の野生メダカ(目高:ニホンメダカ)は、ダツ目メダカ科に属する体長 4 cm 程の淡水魚。1823年にドイツ人医師であり博物学者のシーボルトが海外に紹介して以来、「オリジアス・ラティペス(Oryzias latipes)」という学名の1種だけとされていました。

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