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ポートレート


20世紀初頭のアラビアン・エロスはこんなだったポートレート集

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 19世紀後半から20世紀の半ば頃にかけて、ヨーロッパの写真家に撮影されたものと思われるアラブ女性たちのヌード写真。
 一口にアラブといってもアラビア半島から西アジア、果ては北アフリカにいたるまで文化的背景は多岐にわたりますが、ご紹介するポートレートの多くはアラブ人およびベルベル人女性を撮影した写真であるようです。
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【アート】女体で作る髑髏、ダリのポートレート「In Voluptas Mors」の舞台裏

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 シュルレアリスムの代表的な画家の一人であるサルバドール・ダリは、幾つかのアーティスティックな写真を残しています。
 ご紹介するのは、ラトビア生まれの写真家フィリップ・ハルスマンの撮影した「In Voluptas Mors」を中心に、撮影風景の裏側を記録したもの。
 ハルスマンはダリと共作した多くの作品を残していますが、中でも1951年に撮影された「In Voluptas Mors」は不安感と死を思わせるアンダーグラウンドなイメージが印象的です。

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【画像】女性の背中越しに見る旅の記録「Follow Me To」

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 MVやコマーシャルビデオの制作も行っているというロシアのフォトグラファー、Murad Osmann さんが画像共有サービスの Instagramで公開している写真シリーズ「Follow Me To」が話題になっています。
 私についてきてというタイトルの通り、女性に手を引かれている男性の視点で女性越しの光景を写し出すという、二重構造になっている写真集。
 男性視点でありながら、背中越しに写るのは女性が見ている光景でもあるという魅力的な作品は、Osmann さんにとっての旅の記録にもつながっているようです。ある種の物語性を感じさせる、とても素敵なシリーズ。

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【画像】ペンタックスマン登場! カメラヘッドの写真プロジェクト「CHANNEL67」が楽しい(19枚)

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 1969年に発売されたペンタックス67、通称“バケペン”のフォーマットをこよなく愛する3人組「CHANNEL67」による写真シリーズが反響を呼んでいるようです。
 ペンタックス67のヘルメットをかぶることで生み出される不思議なポートレート作品ですが、使用しているカメラはもちろんペンタックス67。アナログとデジタルの狭間を行き交いつつ、写真の楽しさを伝えたいとする彼らの合言葉は、「青春・突撃・シャッターズ!」。

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【画像】なんという清水アキラ、外国人の「セロテープ芸」ポートレートのシリーズ

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 これはパテント請求してもいいレベル!?
 ものまね四天王の1人、清水アキラさんの持ち芸“セロテープ顔面整形”を彷彿とさせるポートレート「Scotch Tape」のシリーズは、米ニューメキシコ州を拠点とする写真家 Wes Naman 氏によるもの。
 というか、なんとなく誰かに似ている気がします。

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【画像】腹話術人形のポートレート「トーキング・ヘッズ」が不気味で面白い

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 写真家であり広告関係のディレクターも務める Matthew Rolston 氏が撮影した、腹話術人形のポートレート・コレクション「Talking Heads」。
 人と共に舞台に立つ人形たちは実に表情豊かで、ちょっと怖い。

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【アート】大人のような子供たち、フォトレタッチ・シリーズ「L'Enfant Exterieur」が面白い

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 パリを拠点に活動するフォトグラファー、Cristian Girotto 氏のフォトレタッチ・シリーズ「L'ENFANT EXTERIEUR」が面白いのでご紹介。
 ユング心理学における「永遠の少年(puer eternus)」を例えに説明されていましたが、単純にユニークで楽しいです。

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【アート】麻薬で変化する自画像(その2)、“バスソルト”をキメて描いたらこうなった

Bath Salts

 以前に「ドラッグで変化する自画像」という記事で触れていたブライアン・サンダースさんは、様々の向精神薬を摂取しながら自画像を描くことで、精神と表現の変化を記録しようと試みているアーティスト。

 いわゆる「ゾンビ・アポカリプス」の切っ掛けとなった“マイアミ・ゾンビ事件”の記憶も生々しいバスソルトを摂取し、描いた自画像というところが、今回の記事の目玉なわけです。
 まさに体を張ったアートワーク。60-70年代のドラッグカルチャーの正統な後継者かもしれないね、この人。

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【画像】ジェンダーレスな人々、両性具有シリーズ「Androgyne」が興味深い(23枚)

Thibault Stipal

 アンドロギュノス、つまり両性具有は古来より人を惹きつけて止まぬ超越的な存在ですが、一方で、生物学的あるいは社会的な概念において性別が存在することを知らしめる、二律背反な存在でもあります。

 米国人フォトグラファー、Thibault Stipal の撮影による「Androgyne(両性具有)」は、生物学上の性別を有しながらも、その境界を曖昧とさせるジェンダーレスな人々を写し出したシリーズ。
 タイトルも半陰陽をイメージさせるコンセプトですが、全てが(生物学的な意味で)そうだとは到底思えない。性別が先天的なものか後天的なものか、見ているうちに分からなくなるところが作者の意図でしょうか。

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【動画】上には上がいる、生後から撮影し続けたポートレートで21年間のタイムラプス

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 12年5ヶ月の究極の自分撮りとして、4514枚のセルフポートレイトを使用した動画を紹介したことがありましたが、今度はなんと21年間撮りだめた写真を使用したタイムラプス映像。
 出産前の胎内の画像に始まり、21歳の誕生日を迎えるまでを“ほぼ”毎日撮影し続けたという映像は、目まぐるしくてサブリミナル感すごいです。

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【アート】肖像写真の再構成、標本化されたポートレートが面白い

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 アーティストの Michael Mapes は肖像写真を解剖するかのように寸断し、虫ピンやカプセル、ガラス製のバイアルなどの医療容器を用いて再構成することで、いわば“写真の標本箱”ともいえる作品を作り出しています。
 裁断された写真は昆虫標本のようにピンでとめられ、あるいは医療用の標本のようにコレクトされていますが、部分の標本が全体として一つの肖像を構築するというコンセプトには驚かされました。

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【画像】セレブから歴史上の人物まで、有名人と猫の肖像写真(33枚)

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 数多くのセレブリティたちと猫の肖像写真を提供する Celebrity Pu$$y というブログから、独断と偏見でチョイスした画像33枚をお届け。
 アーティストや歴史上の人物、俳優や作家などが猫と一緒に撮影された画像を、手当たり次第に集めているサイトのようです。写真は他にも無数にありますので、興味のある方は末尾のリンクからどうぞ。

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【アート】自分の冷凍血液でセルフポートレイトを作り続ける男

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 1991年、アーティストのマーク・クイン(Marc Quinn)が始めた奇妙なアートプロジェクトの一つが、彼自身の冷凍血液で自画像を作る「Self」というシリーズ。4.5リットルの血液は約5カ月の期間を使って抽出され、5年ごとに新しいバージョンで更新されるそうです。

 刻々と変化していく自画像を自らの血液で記録するという、いわば究極のセルフポートレートであるのかもしれません。

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【画像】顔面が強烈なブロウジョブの画像集(17枚)

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 英語でブロウジョブといえば、いわゆる尺八であったりフェ○チオであったりするわけですが、ご紹介するのは顔面を強烈な風でブロウされている人たちのポートレート。
 リトアニアの写真家 Tadao Cern による「Blow Job」というシリーズで、見ているうちにジワジワくる。タイトルで釣られた方ごめんなさいね、もともとそういうシリーズなのです。

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【画像】少女と彼女たちの部屋「A Girl and Her Room」

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 レバノンで生まれ育ち、1984年に米国に移住したフォトグラファー、ラニア・マタールさんによる少女たちのポートレートが面白い。
 女性と女性問題に多くの関心を寄せているというマタール氏ですが、彼女が新たに発表したモノグラフは、10代の少女と若い女性たちのプライベート空間である部屋の写真を蒐集することで、その内面に迫ってみよう試みた「A Girl and Her Room(少女と彼女の部屋)」というプロジェクト。

 時に、“部屋は心を映す鏡”などと言われますが、思春期の過度期にある少女たちの内面は、まるで不可侵の聖域のように手をつけがたいもの。
 女性だからこそ肉薄できた――のかもしれない、少女たちの「心を映す鏡」を、ちょっとだけ覗き見してみてください。

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キネコ

Author:キネコ
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管理人は『コタク・ジャパン』や『目ディア』、『Amp.』他でも執筆経験のあるフリーライター。ハンドルネームの由来は、映像変換技術のKinecoから。

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