Robots of Brixton

 南ロンドンのランベス地区にある街・ブリクストンは治安の悪い街としてしばしば取り上げられる場所ですが、ご紹介する動画はそのブリクストンをテーマとしたSFアニメーション。

 ブリクストンの住民をロボットに置き換えたのは、人口の9割近くをアフリカ系やカリブ系の黒人で占める移民の街であることを意識してのことでしょうが、同時にこの作品がテーマとしているのが'81年にブリクストンで勃発した暴動事件。フォトグラファーのデビッド・ホフマン氏の写真や当時の映像を重ねながら、ロボットに支配された街の荒廃を描いていきます。
 CGアニメーションとしても非常に完成度の高い作品ですので、ぜひフルスクリーンでお楽しみください。

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