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ビンテージ


ジャポニズムありし頃。20世紀初頭の外国人によるゲイシャ写真

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 海外から見た日本の芸者ってどういう存在なのだろう?.... とか、こういう写真を見ると、つい考えてしまいます。
 20世紀初頭の外国人によるゲイシャとして紹介されていたポートレートは、いわゆる「ジャポニズム」を踏襲したヴィンテージ写真。
 ジャポネズリーからジャポニズムを経て、いささか形骸化した感のある肖像写真ですが、年代的には19世紀後半から20世紀初頭にかけて、という感じでザックリととらえていた方かいいかもしれません。
 着付けが左前になっていたりとか、勘違い感も楽しいですね。当世風にいえば、コスプレ写真です。はい。

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【画像】レトロでセクシー、ビンテージ下着の広告デザイン(1940-1950年代)

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 1940年代から50年代にかけて使用された、レトロなランジェリー広告のデザイン20枚。
 現在も継続中の下着メーカー、「Warners」、「Formfit(現:Formfit Rogers)」、「PermaLift girdles」、「Jantzen」、「Maidenform」各社の広告が並べられています。

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【映画】20,000枚以上のヴィンテージ映画ポスターが楽しめるオークション・ギャラリー

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 ヘリテージ・オークション(Heritage Auctions)という海外サイトは、実に2,000枚を超えるヴィンテージ映画ポスターが楽しめるサイト。ソールド・アウトの18,000枚を含めると、20,000枚を優に超えるという凄まじさ。映画ポスターだけではなく、ヴィンテージ・コミックのアートギャラリーも閲覧することができるようです。
 オークションが主たる目的ですが、なにしろ資料が膨大な数にのぼるため、貴重なグラフィックを眺めるだけで楽しめます。
 張り付けた画像は、もちろんホンの一例。

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【画像】パリの夜の恐怖劇「グラン・ギニョール劇場」のホラー・ショー(1947年)

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 19世紀から20世紀の半ばにかけて、フランス・パリに存在したグラン・ギニョール劇場は、見世物小屋にも通じる残酷で血生臭い演芸を得意とした大衆演劇の劇場。LIFE に掲載された一連の写真は1947年に撮影されたもので、パリ・ピガール地区にあった伝説のグラン・ギニョール劇場(Le Theatre du Grand-Guignol)とキャプションにあります。
 1897年に劇作家のオスカー・メテニエが設立した、かの有名なグラン・ギニョール座はパリ・ピガール地区のシャプタル通りにあったといわれていますから、同様のものでしょうか。
 いずれにせよ、かなりそそられるヴィンテージ写真。

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【動画】世界初のレゴランド、1968年の貴重映像(デンマーク)

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 レゴランドは欧米では有名なテーマパークですが、日本では誘致のタイミングなどが噛み合わず、今いちメジャーシーンには出てこないようです。
 世界初のレゴランドが開園したのは1968年、デンマークのビルンでのことでしたが、この事業の成功が、後のアメリカやイギリス、ドイツなど各国へのテーマパーク拡大の嚆矢となりました。

 というわけで、ご紹介するのは世界初開園が行われたデンマークでの、レゴランドの貴重な映像。なお日本発のレゴランドは、愛知県・名古屋市港区の金城埠頭に2015年秋ごろ開業予定とのことです。

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【画像】超現実的コラージュ・アート「Jesse Treece」(12枚)

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 米ワシントン州シアトル在住のコラージュ・アーティスト、ジェシー・トリースの制作した作品をご紹介。
 ヴィンテージの雑誌や書籍を多く素材にする彼の作品が生み出すのは、超現実的な世界観。どこか W.Satty を彷彿させるようなコラージュ作品は、心地よい異次元にいざなってくれます。

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【画像】マダム・タッソー蝋人形館、1930年代のビンテージ写真

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 イギリス屈指の蝋人形館であるマダム・タッソー館は、1835年に蝋人形彫刻家マリー・タッソーがロンドンのベイカー街に創立したもので、イギリス出身の有名人を始め、歴史上の人物から芸能人に至るまであらゆる著名な人物を再現して展示していることで有名。
 フランス出身のタッソー夫人の激動の生涯はリンクに詳しいところですが、ご紹介する写真は、1930年代に撮影されたマダム・タッソー蝋人形館の舞台裏のビンテージ。少ない枚数ながら、舞台俳優のような表情を見せる蝋人形などとても興味深いものです。

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【画像】中国製「爆竹ラベル」のヴィンテージ・コレクション(17枚)

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 マッチのラベル・コレクションはよく見かけますが、爆竹のコレクションはあまり目にしないのじゃないでしょうか。
 写真共有サイト「フリッカー」で多くのコレクションを披露してくれる Mr Brick Label は5歳の頃から爆竹のラベルを収集しているのだそうで、ご紹介するのは中国の爆竹パッケージのコレクション。

 記事中の画像はほんの一部ですが、Label さんは全てのコレクションを最終的にネットで共有する予定だそうです。興味のある人は「My Collection of Chinese Firecracker Labels」へご訪問を。

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【画像】死神と美女のグラン・ギニョール「Death and the Lady」(1906年)

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 1900年代に上演された、怖ろしくも魅惑的な死神と美女のヴォードヴィル劇。英フォークソング協会ジャーナル紙が1906年に報じたもので、撮影を行ったのはジョセフ・ホールというブルックリン出身の写真家だそうです。
 舞台は「Death and the Lady」と題されたイギリスの古いバラードに触発を受けたもので、記事が報じたには、カード遊び(賭博)とアルコールの被害について警鐘を発する意味合いもあったらしい。
 享楽にふける美女に忍び寄る、死の擬人化されたイメージは、現代にも通じるものがありそうです。

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【アート】スペースエイジの夢、1950年代のSFパルプマガジンのグラフィック(14枚)

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 海外サイト「Dark Roasted Blend」の収集した、20世紀におけるSFパルプマガジンのレアなギャラリー。
 時のソビエト連邦で発行されていたパルプ誌のカバーアートなども含まれており、非常に貴重なものとなっています。
 記事の画像は一部抜粋ですので、興味のある方はソースから20世紀のポップ・サイエンスを垣間見てください。胸躍りますよん。

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【レトロ】懐かしい“セロファン”を用いた広告ポスター(1930〜1950年代)

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 セルロースを加工して作られるセロファン(セロハン)は、いわゆるセロテープとしても身近に根強く親しまれている素材。
 スイスのジャック・ブランデンベルガーによって1912年に製法が発明されましたが、セロファン素材の主な材料はパルプなどの植物性繊維で、意外なことに紙材料としてリサイクルできるという特徴を持っています。

 近年ではポリプロピレンなどに代用されることが多いようですが、植物パルプを原料とした透明フィルムという特徴的な素材は、当時は先進的な素材としてしきりに宣伝されていました。
 画像は1930-50年代にかけての広告ですが、赤ちゃんをラッピングするイメージは当時ならでは。現在だと速攻クレームですねw

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【アート】1950年代、ペプシ・コーラのビンテージ広告コレクション(15枚)

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 19世紀にアメリカで発明されたコーラ飲料――といえば、もちろんコカ・コーラですが、2番手のペプシコーラも負けてはいません。
 1894年に薬剤師ケイレブ・ブラッドハムが、消化不良の治療薬として売り出した飲料に起源を求めるペプシ・コーラ。当初は「Brad's Drink(ブラッドの飲料)」として売り出されましたが、処方に消化酵素のペプシンが含有されていたことから、1898年にペプシ・コーラと名前を変更しました。

 ちなみに本家コカ・コーラは、ワインにコカインとコーラのエキスを調合した薬用酒「フレンチ・ワイン・コカ」がその由来。
 という感じで、なかなか顧みられることのないペプシのヴィンテージ広告コレクションは1950年代のもの。

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【画像】1966年の猫人形「Pussy Meow」が可愛すぎる

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 1966年にアメリカのレムコ社から発売された「TV Jones」というオモチャのシリーズから。「Pussy Meow」という少女向けの人形なのですが、大きいお友だちも惹きつける可愛さとちょっとセクシーな意匠がたまらない。
 同シリーズのメイン商品はジョーンズ君というプードルの男の子で、プッシー・ミャウはそのお友だちという設定みたい。

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【画像】小人ヴォードヴィルのビンテージ画像(28枚)

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 ヴォードヴィル(vaudeville)は、かつてアメリカで行われていたショービジネス。ヴォードヴィルを演じる人たちをヴォードヴィリアンと称します。
 かのチャップリンやバスター・キートン、ローレル&ハーディ、マルクス兄弟、ジミー・デュランテといった1910年代から20年代の無声スラップスティック・コメディのスターの多くが、ヴォードヴィルやミュージック・ホールでの経験を経て映画業界に入ったことでも知られています。

 ご紹介するのは、小人を出し物としていた一座および演者、ヴォードヴィル関連のランダムな画像の収集。

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【画像】古きハリウッドを求めて(41枚)

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 オールド・ハリウッドのビンテージ写真を集めた画像集。
 ソースをたどって見つけたタンブラーのサイト「Old Hollywood」では貴重な写真とレビューがいっぱい。
 ちなみにトップ画像はキャンディス・バーゲン。スタイリッシュです。

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キネコ

Author:キネコ
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