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 ブラジルのアーティスト、ヴィシニウス・ケサーダ(Vinicius Quesada)の描く“Blood Piss Blues”と呼ばれる一連の絵画は、コラージュと陰鬱な赤が印象的なシリーズ。
 この退廃的な絵画は、驚くべきことに本物の血液を用いて描かれているそうです。酸化した血液は変色しますから、色素を定着させるために混ぜ物はしているのでしょうね。“血で描かれた”というイメージが絵画に色彩を重ねて見せることができれば、たぶん手法としては成功しているはず。

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