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あなたに日々の付録をお届け。

ソ連


【画像】ソ連のチラリズム。ソビエト時代に描かれた、ちょっとだけエロティックな映画のシーン(24枚)

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 様々の検閲を受けていたソビエト連邦時代の映画にも、眼を皿のようにして探せばエロティックなシーンを見つけることができるようです。
 さらりと切り取られた映像は、今の目で観れば決して刺激的なものではありませんが、当時としてはかなり刺激的に迎えられたのかもしれません。
 といいつつ、管理人はタルコフスキーくらいしか知らないので、どれもこれも知らない映画です。探せる範囲でロシアンウィキなど探していますので、興味があれは翻訳ソフトなりでどうぞ。

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【アート】旧ソ連時代のポーランドのハリウッド映画ポスターが、アヴァンギャルドで素敵(45枚)

Amazing Vintage Polish Posters of Classic American Films

 ロシアン・アヴァンギャルドにも通じるものがあると感じる、そんな映画ポスターの数々は旧ソ連時代のポーランドで作成されたもの。米国産のポスターデザインをパブリックに用いることが禁止されていたため、独自のイメージで製作されていました。
 時に規制されることによって奔放なイマジネーションが開花するのは、数々の事例が証明しているところ。異なるアーティストによって制作されたポスターの数々は、現在の型に嵌った映画ポスターには届きえない、尖鋭的なイメージに満ちています。

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【アート】極彩色のコスモノート、ソ連の宇宙開発グラフィック(24枚)

USSR-Space-01

 以前にはハンガリー唯一の宇宙飛行士ファルカシュ・ベルタランをリスペクトしたPV、ケレケーシュ・バンドの「Cpt. Space Wolf」をご紹介しました。彼らはPVを制作するために旧ソ連時代の宇宙開発のグラフィックイメージを多く使用していたわけですが、今回お届けするのもそんな一連の画像。
 ソビエト連邦時代の切手やマッチ箱のラベル、絵ハガキなど、当時の宇宙開発をプロパガンダする画像のコレクションです。独特の発色が美しい。

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【動画】ソ連的スペース・エイジのコラージュPV「Cpt. Space Wolf」

Kerekes Band

 ハンガリー人として初めて宇宙に旅立ったファルカシュ・ベルタランをリスペクトした、ケレケーシュ・バンド「Cpt. Space Wolf」のオフィシャル・ビデオ。
 旧ソ連時代のプロパガンダ・イメージをコラージュアニメとして使用した、すごくクールなPVになってます。ちなみにベルタランはハンガリー唯一の宇宙飛行士であり、1980年5月26日にソユーズ36号で宇宙に出たという人。
 ケレケーシュ・バンド(Kerekes Band)って初めて知ったけど、こうして自国の英雄をフィーチャーするって、形はともあれカッコいいね。

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【歴史】冷戦の偉容、「カスピ海の怪物」と称されたソ連の機密航空機エクラノプラン

Caspian Sea Monster 03

 冷戦時代、ソ連によって開発された地面効果翼機(WIG:Wing In Ground-effect vehicle)「エクラノプラン」は、大型かつ高速展開の可能な輸送戦力として開発され、カスピ海沿岸部に配備されていました。
 アメリカの諜報機関は、翼を切り落とされたかのような奇妙な外観を持つ航空機を“カスピ海の怪物”と呼び、危惧していたといわれています。

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【動画】旧ソ連のテレビCMまとめが貴重(1970-80年代、エストニア)

SOVIET ESTONIAN COMMERCIAL

 エストニアがソビエト連邦に併合されていた1970年代から80年代にかけて製作された、貴重なテレビコマーシャルをたっぷり53分。
 1944年の併合からソ連崩壊直前の91年に再び独立を宣言するまでの、後半20年ほどに製作されたフィルムということになるのでしょうか。

 製作を担当した「Reklamfilm Estonian」は1967年に設立されたクリエイティブ・アソシエーションだそうですが、毎年約350本のコマーシャルをリリースし、またドキュメンタリーの多くを製作したそうです。
 あまり触れる機会のない旧ソ連のCMですが、セクシー映像も意外と多く、中には検閲を無視したかのような映像も含まれます。
 やっぱり西側の文化もこの頃はかなり流入してたんだな、と。

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【動画】ソ連で製作された「ホビットの冒険(1985年)」

The_Hobbit_(1985_television_film)_-_Bilbo_Baggins

 J.R.R.トールキンのフリー百科事典トールキン・ゲートウェイによると、1980年代から1990年代にかけてレニングラードTVチャンネルで放映されたというUSSR版ホビット。英版タイトルを「The Fairytale Journey of Mr. Bilbo Baggins, The Hobbit」というらしい。

 撮影は1984年か85年頃。子供向けの無許可のテレビシリーズとして放映されており、語り部としてトールキン風の“教授”が出てきます。
 1時間を越える動画ですので、興味のある方だけどうぞ。ちなみに動画はロシア語なので、セリフについてはさっぱりです。

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【動画】旧ソ連時代のアーケードゲーム博物館が楽しそう

Soviet Arcade Machines

 アーケードゲームというと、日本はもとよりアメリカなどを連想してしまいますが、ソビエト時代のロシアでもプレイされていたようです。
 モスクワにあるソ連のアーケードゲーム博物館では、70年代にソビエトでリリースされたアーケードゲーム機の歴史的なディスプレイを多く展示。約40機ほどのマシンが展示されているという博物館では、実際にゲームをプレイすることも可能なようです。

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【画像】ソビエト暗黒街のシンボル、囚人たちのタトゥー・コレクション(14枚)

Sergei Vasiliev 14

 ロシア出身の写真家セルゲイ・ワシリエフ氏により1989年から1993年の間に撮影されたという、ロシアの囚人たちのタトゥーコレクション。
 いまだKGBによる厳しい抑圧が続けられていた中で、およそ権力闘争のピークであったというロシアのギャングスターたちのタトゥーは、図像のそれぞれに特殊な意味を持つ、シンボリックな存在であったらしい。
 書籍化もされているタトゥーのカタログは、膨大な数に及ぶようです。

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【画像】成人雑誌「PLAYBOY」から、鉄のカーテンの国の女性ヌード(1964年)

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 1953年にヒュー・ヘフナーらによって創刊されたアメリカの成人向け男性誌「PLAYBOY」から、64年出版というソビエト美女の特集号。
 冷戦のただ中に発行された誌面から抜粋されたものですが、表紙を飾ったのは Olga Skoberova というチェコの女優であったようです。表紙にも「ロシアと鉄のカーテンの国の女の子たち」という文字が確認できます。

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【動画】ソ連初のSF映画「アエリータ」のフルムービー(1924年)

Aelita

 小惑星・アエリータはロシアのSF作家アレクセイ・ニコラエヴィッチ・トルストイの小説「アエリータ(火星へいった地球人)」から名付けられた実在する小惑星ですが、1924年に公開された同名のSF映画「Aelita」も、同じ小説を原作としたソビエト(旧ソ連)初のSF映画。

 作品の背景や内容の詳細についてはこちらなどが参考になりますが、キュビスムを思わせるセットのデザインなど、革命間もない頃のロシアン・アヴァンギャルドのスタイルが窺え、見どころも多い作品。
 ヴォードヴィル劇を見る感じで楽しめるかもしれない、アエリータの貴重な全映像です。興味のある方はご覧ください。

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【動画】無声映画時代のアニメを表現、レトロアニメ「The Red Scarf」

The Red Scarf

 アニメーション作家のニック・クロス氏によるレトロなアニメーション。
 作者いわく、旧ソ連時代の無声映画のようなソートだという作品。タイトルのレッドも、いわゆる赤旗の暗喩ですね。といってもプロパガンダの再現ではなくて、心温まるピースフルな作品です。
 アニメーションも古いフィルム風の表現も、再現度が高くて心地よい。

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【歴史】1927年開催、ソ連初の宇宙プロジェクト「大ソビエト宇宙展」

Great Soviet Space Exhibition 01

 1927年に旧ソ連の発明家協会によって開催されたという「大ソビエト宇宙展」。同年4月にモスクワで開催されましたが、1922年12月末にソビエト連邦の樹立宣言が成されてから間もない時期であったために、財政面も含めて時期尚早、あるいは大衆を扇動するとの声もあったのだとか。

 ジュール・ヴェルヌやHG.ウェルズを始め、名だたる科学者や著名人によるプランや設計図、立体モデルや写真などがディスプレイされた世界初の宇宙展は好評を博したのだそうです。

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【画像】ソ連時代のサブカルチャーたち(25枚)

USSR Subcultures 08

 世界初の社会主義国であったソビエト連邦が崩壊したのは、91年。
 ソ連でインフォーマルな若者が登場しだしたのは70年代頃のようで、時の共産党政権はクレイジーな若者として取り合わなかったそうですが、ソ連のルーチンとは明らかに異なる若者は増え続け、排斥を検討し始めた頃にはすでに遅かったようです。
 画像は70年代から90年代にかけての、ソ連のサブカルチャーたちとして紹介されていた画像。

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【話題】競技用トグサの銃?! 銃口が跳ね上がらない幻のピストル「MC-3」

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 拳銃にとって避けられないと考えられている、射撃の際の“跳ね上がり”。
 ところがかつて、銃口が跳ね上がらすあまりに撃ちやすいために、競技での使用を禁じられてしまった銃があったそうなんです。

 それが画像にある、1954年にP.K. シェプタルスキーによって考案された、国際競技に特化された幻のピストル「MC-3」。ご覧のように独特の形状を持つ奇妙な銃です。

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キネコ

Author:キネコ
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