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スタンリー・キューブリック


【画像】諷刺映画の極北、S.キューブリック『時計じかけのオレンジ』の舞台裏(18枚)

BEHIND-THE-SCENES OF ‘A CLOCKWORK ORANGE’ 00

 スタンリー・キューブリックの珍しい写真については、これまでにも『ルック』時代の作品1946年のニューヨーク地下鉄の風景などをお届けしてきましたが、今回は映画『時計じかけのオレンジ(A Clockwork Orange)』。
 管理社会のジレンマを描く作品として、あるいはサタイア(諷刺)映画の極北に位置する問題作として、未だにその光芒を失わない怪物作ですが、案外、こうした舞台裏を記録したスチールは知られていなかったりして。

 ご紹介するところは、海外サイト[Dangerous Minds]がまとめていた、同映画のビハインド・ザ・シーン。完全の天才が生み出した、撮影風景の息遣いまで聞こえてくるようです。

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【動画】写真から映画へ:スタンリー・キューブリックの処女作「Day of the Fight」

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 巨匠スタンリー・キューブリックの初監督作品「Day of the Fight(邦題:拳闘試合の日)」は、1951年に制作された作品。
 映像作品としてはキューブリックの処女作に当たるフィルムで、アイルランド系アメリカ人のミドル級ボクサー、ウォルター・カルティエに密着して描かれた約16分の貴重なドキュメンタリーです。

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【動画】デイジー・ベル:世界初のコンピュータの歌声と、2001年宇宙の旅

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 アップルがiPhone 4Sに搭載した秘書機能アプリ「Siri」にもデイジー・ベルを口ずさむ機能が実装されているそうですが、そもそもデイジー・ベルは世界で初めてコンピュータが歌った歌として知られている曲。

 1961年、第二世代トランジスタ版メインフレーム IBM 7090 を用いて行われたもので、ヴォーカルはジョン・ラリーとキャロル・ロックボームが、伴奏はマックス・マシューズがプログラミングを行いました。

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【動画】レゴで再現、S.キューブリックの名作「博士の異常な愛情」

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 1964年の映画「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」は、冷戦下の時代背景を元に、時の政府や軍の異常性を痛烈に皮肉ったスタンリー・キューブリックのコメディ作品。
 主演のピーター・セラーズが、ストレンジラヴ博士をはじめ三役を演じたことでも知られる、キューブリック最後のモノクロ作品です。

 というわけで、動画は XXxOPRIMExXX を名乗る YouTube ユーザーの制作した、レゴ版「博士の異常な愛情」。2010年に公開され、一時は著作権侵害の指摘を受けてブロックされていたものですが、一部シーンの削除の後(スリム・ピケンズの有名なシーン)、再度公開されたものだそうです。

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【画像】スタンリー・キューブリック撮影、1946年のニューヨーク地下鉄の通勤風景(11枚)

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 ニューヨークの地下鉄が市の生命線であることは、大抵のニューヨーカーが知っています。
 以前にもご紹介しましたが、世界でもっとも有名な映画監督の一人であるスタンリー・キューブリックは、無名時代にグラフ雑誌「ルック」のスタッフカメラマンとして活動していました。5年足らずの短い期間でしたが、当時の写真からも才能の萌芽は色濃く感じることができます。

 それは1946年に撮影された地下鉄を撮影したシリーズでも同様ですが、ニューヨーク市立博物館によると、このスタイルは1938年に撮影されたウォーカー・エバンスの影響を受けているといいます。
 ご紹介するのはその当時、“ウォーカー・エヴァンス・スタイル”で撮影されたという、キューブリックによる地下鉄の通勤風景。

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【画像】写真雑誌『ルック』時代のスタンリー・キューブリック(24枚)

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 世界でもっとも有名な映画監督の一人であるスタンリー・キューブリックですが、彼が映画監督として活動する以前、写真雑誌「ルック」の見習いカメラマンとして活動していた時期がありました。
 時の大統領フランクリン・ルーズベルトの死を報じる一連の写真が同誌に売れたことが切っ掛けでしたが、フォトジャーナリストとしての活動期間は1945年から1950までの約5年間。最初の写真が売れた時には若干17歳だったということです。
 すでにキューブリック・スタイルの萌芽が感じられる几帳面な絵作りは、まさに早熟の才気を感じさせますね。

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キネコ

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