top

 いわゆる“スペースレース”とは冷戦時代に米ソがしのぎを削っていた宇宙開発競争のことですが、同じ60年代に、独立したばかりのザンビア共和国が有人宇宙飛行を宣言していたことはあまり知られていません。
 もちろん(というと失礼ながら)、ザンビアの宇宙開発は具体化しないのですが――スペインの写真家 Cristina De Middel さんは写真シリーズ「アフロノーツ」において、ザンビアの空想の宇宙開発を、サイエンス・フィクションとアートの融合した形として展開させました。

 野っ原でドラム缶を使った訓練を行っていた、トホホすぎるザンビア宇宙飛行士訓練センターでしたが、アートの目を通すと、そのキッチュさがポップなイマジネーションを喚起させるから不思議です。

続きを読む