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アート


【アート】オーストリアで開催『世界ボディペインティング・フェスティバル 2013』(画像22枚)

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 1998年以来、オーストリアのペルトシャッハで毎年開催されている『ワールド・ボディペインティング・フェスティバル』は、この分野における世界最大規模の祭典なのだそうで、今年は2万6000人の来場者を集めたそうです。
 これまでにも何度かボディーアートの祭典についてはお知らせしてきたのですが、オーストラリアとは違って、こちらはオーストリア。ボディ・ペインティングやフェイス・ペインティングはもちろん、特殊メイクなどの分野で40ヶ国以上の国々から参加したアーティストが賞を競い合ったそうです。
 極彩色のボディアートは、夏の日射しの下ではすごく映えて見えそう。

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【動画】ゴッホの絵画にデジタルで動く加工を加えてみた

Van Gogh Shadow

 フィンセント・ファン・ゴッホの数々の絵画に、光源の変化における影の効果を加えたり、デジタルエフェクトを加えて人物を動かしてみたりなど、動く絵画ともいえる試みを行ったのは、アーティストの Luca Agnani さん。
 わりとあちこちで見られる加工のような気もしますが、個人的にけっこう新鮮な効果もあったのでご紹介します。黒澤の『夢』の一編を思い出した。

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【アート】まるでヴェルヌの空想小説! 19世紀末の「空想飛行機械」のコラージュブック(33枚)

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 まさに「空想科学」!!
 1830年6月、プロイセンに生を受けたチャールズ・オーギュスト・アルバート・デルショー(Charles August Albert Dellschau)は、精肉商として働きながら独学で絵画を学んだという珍しい経歴を持つ人物。
 デルショーは水彩画やコラージュを駆使した幻想的な飛行機械の数々を描いており、少なくとも13冊のノートブックを遺したといわれています。
 その最も古い作品は1899年の日付の日記であり、最も新しいものは1921年から22年にかけて記されたノート。そんな彼の作成した数々の飛行機械のイメージは、想像力豊かで胸躍る幻想に満ちていました。

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【画像】ゲロッパ! 有名シンガーのカラフルでポップなゲロアート(8枚)

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 まさか作り手が「ゲロッパ」の日本語の語感を知っているとは思えないけれど、あまりにもゲロッパでありゲロッパな画像が面白かったのでご紹介。
 著名なシンガーの画像をポップなゲロアイコンに仕上げたのは、パブロ・イランゾ(Pablo Iranzo)というベネズエラのデザイナーさん。ともかくジェームス・ブラウンの存在感とゲロ感に尽きます。ゲロッパ(Get On Up)!!

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【アート】ホラー映画のモンスターを古典絵画と重ね合わせてみた(17枚)

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 古典絵画というずいぶん大ざっぱなくくりですが、ご容赦。というか、ホラー映画のカラーと絵画のカラーが妙にマッチしていると感じる、そんなパロディ・アートのシリーズを提供しているのは、テーマごとのオープンコンテストを開催している「worth1000」というウェブサイト。
 アーティストから様々の作品の提供を受けていて、今回ご紹介する「Monster ModRen」というシリーズも個人のアーティストの作品というわけではなく、それぞれに異なる画家さんが描いたもの。作品の面白さはもちろん、試みとして面白いと思ったので、そういう意味でもご紹介です。

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【アート】子供の落書きを元に描かれたモンスター、「The Monster Engine」(18枚)

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 子供たちが描いた落書きをもとに、写実的なモンスター絵画を描いているのは、イラストレーターのデイブ・デブリーズさん。
 走り書きのようなモンスターが生き生きとした外観を与えられ、ちょっとホラーなキャラクターとして生まれ変わった姿は、とても魅力的。
 「モンスター・エンジン」と名付けられたアートシリーズは、過去に同名の書物として出版されていますが、こういうキャラクターが活躍するコミックスも読んでみたい気がします。

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【アート】アメージングすぎる「スタートレック」のミスター・スポックの胸像(8枚)

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 リアルすぎてむしろ怖い「スタートレック」のスポックの胸像を制作したのは、シェル・スカルプチャー・スタジオを主宰する Jordu Schell さん。
 映画「アバター」や「ナルニア国物語」、「バットマンリターンズ」や「シザーハンズ」等など錚々たる映画の多くにデザインやコンセプトアートを提供してきた Schell さんは、エミー賞の受賞歴を持つ本物のアーティスト。
 肩書を見れば「なるほどー!」なんて思いますが、彼の作る作品のどれもが完成度がすごくて、見ているだけで惚れ惚れします。

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【アート】“金魚救い”を受け継ぐもの現る、シンガポールのアーティストが生み出す立体樹脂絵画

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 何層にも重ねた透明樹脂に絵を描くことで、驚くべき立体感を生み出す手法のパイオニアであるのは、もちろん深堀隆介さんの金魚アート
 シンガポールをベースに活動するアーティスト、Keng Lye さんは深堀さんの生み出した技術をより発展させたものにするために、平面ではなく三次元の要素を取り入れたのだそうです。
 彼の工夫が端的に表れているのがタコやカメなどの作品で、卵の殻や小石などの立体的なオブジェクトを樹脂の層に加えることで、平面では生み出せない立体感を表現したものだとか。

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【アート】人の皮で家具を作ったらこんな感じ? というフェイクなシリーズ「SKIN」

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 スコットランド・エディンバラをベースに活動するアーティスト、ジェシカ・ハリソンの目を惹く作品「Skin」は、あたかも人間の皮で作られたようなミニチュア家具のコレクション。
 人間だって動物のひとつだし、刺青の人体標本などもあるわけだから、皮革の活用というのは物理的には可能なのかもしれない――なんてことが頭をよぎる。ちょっと猟奇的だけど、目をそむけることもできないメッセージ性を感じる作品。そして多分、そこがアートとして意図するところだろうと思う。
 タイトルの通り、作品はフェイクですのでご安心ください。

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【歴史】19世紀のエイリアン・パニック? 天文学者が認めた月面人類の想像図が興味深い

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 スピードラーニングの元祖「家出のドリッピー」も懐かしい――といっても誰も知らないかもしれないけど、名優オーソン・ウェルズの「宇宙戦争事件」がアメリカで起こったのが、1938年のことでした。
 火星の侵略者が地球に襲来するというウェルズのラジオドラマが迫真を極めていたことから、市民にパニックを引き起こしたという一種の都市伝説なわけですが、ソコからさかのぼること、ほぼ一世紀。
 なんと1839年に、天文学者が宇宙人騒動に加担していたそうですよ。

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【画像】超現実的な義肢アート化計画「Alternative Limb Project」

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 人工義肢デザイナー、ソフィー・デ・オリベイラ・バラタが発信した代替肢プロジェクト「Alternative Limb Project」が面白い。
 現実的(realistic)、超現実的(surrealist)、そして非現実的(unreal)の3つのオプションを提起することで、新しい義肢の可能性を提示しようとするプロジェクトでは、生物工学的な構成要素を持つ義肢やスピーカーを内蔵した義足など、様々に進化した人体の代替イメージを見ることができます。

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【アート】フランク・R・パウルの未来、1940年に描かれた太陽系の生物と人類

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 以前にSFアートの礎として紹介したフランク・R・パウルは、SF黎明期のパルプ雑誌「アメージング・ストーリーズ」のカバーイラストを手掛けるなど、サイエンス・フィクションの世界に多大な功績を残すアーティスト。
 伝説的なSFパルプ雑誌にあまねく足跡を残すパウルなわけですが、今回ご紹介する作品は、彼が1940年頃に描いた、人類と“太陽系の異生物”との交流を中心にまとめられたもの。
 ジフ・デービス社により1939年から1953年にかけて発行された、「Fantastic Adventures」誌に掲載された作品とのことですが、パウルらしい極彩色の配色と大胆な構図は、やはり格別に魅力的です。

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【アート】ジャンク部品で作る「C-3PO」ヘッドが素晴らしい

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 彫刻家の Gabriel Dishaw 氏が情熱を傾けるジャンク部品によるスカルプチャーは、そのコンセプトのもっとも適切な題材の一つである C-3PO に行き着きました。
 もはや説明の必要もないスターウォーズ・サーガを代表するキャラクター・アイコンの一つ、C-3PO "Woody" と名付けられた彼のジャンク・ヘッドは、コンピュータやプリンター、タイプライターなどのコンポーネントから構成された作品。なんと、こちらで売りに出されてます。

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【動画】ストロボ光を利用したシュールな立体ゾートロープ

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 デジタル・マガジンの VICE とインテルが主催するクリエイターズ・プロジェクトに出展されたものの中から、立体的に表現されたゾートロープをご紹介。
 グレゴリー・バーサミアンによる奇妙なアニメーション彫刻は、ユング心理学にインスパイアを受けたという作品。1834年にウィリアム・ジョージ・ホーナーが発明したゾートロープ(回転覗き絵)ですが、立体作品においても基本的なアニメーションの仕組みを楽しむことができます。

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【アート】パルプ・マガジンの生きる伝説、アール・ノーレムの世界(21枚)

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 日本では近代映画社から80年代に出版されたアドベンチャー・ゲームブック「騎士と魔法使い 君はどちらを選ぶか?」のイラストでも知られるパルプ・アーティストのアール・ノーレムは、御年88歳の生きる伝説。
 初期のマーベル・プロジェクトに関わり、コナンシリーズやスパイダーマン、ファンタスティック・フォーなどを描いた他、1970年代にマーベル・コミックから派生したパルプマガジンや幾つかの雑誌の表紙などに加わっています。

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キネコ

Author:キネコ
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