manray

 本名をエマニュエル・ラドニツキーというマン・レイは、写真家でありダダイスト、また画家や彫刻家としての顔も持っています。個人的には写真家としての印象が大きいのですが、勿論これは私的なお話。掴みどころのないのが魅力なのかもしれません。
 そんなマン・レイですが、幾つかの映像作品も残しています。
 ご紹介する『L'Etoile de Mer』は1928年の作品で、彼にとって3作目の監督作品となります。同じ年に製作された映像作品としては、ブニュエルとダリによるシュルレアリスムの代表的傑作『アンダルシアの犬』がありますね。

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