付録部 blog-bu

あなたに日々の付録をお届け。

アメリカ


【画像】世界最大を誇った精神病院「ピルグリム精神医学センター」の内部写真(1938)

psychiatric_clinic_00

 ピルグリム精神医学センター(旧称:ピルグリム州立病院)は、かつて米ニューヨーク州ブレントウッドに国家機関として存在した巨大病院。
 1929年に議会によって成立し、1931年には825エーカーの広大な敷地を持つ病院として設立。1954年には13,800人余の患者を抱える巨大病院としてのピークを迎えており、より積極的な治療として、ロボトミー手術や電気けいれん療法を採用するなどしていたようです。

 ご紹介する画像は1938年に撮影された、同院の精神科病棟の様子を活写した写真。閉鎖病棟を含めて、当時は世界最大規模の病院として威勢を誇った施設でしたが、現在では往時よりもはるかに小規模の「ピルグリム精神医学センター」としてロングアイランドに存在しています。

続きを読む

【画像】天使という名の女性、ヘロイン中毒→路上生活→そして帰宅まで(67枚)

Heroin-in-Denver-21

 米コロラド州デンバーでのボーイフレンドとの生活に失敗した若い女性は、ヘロイン中毒になり路上生活にまで落ちぶれてしまったようです。
 婚約者であった男性は武装強盗の容疑で服役し、傷心の彼女はヘロインに依存し、ついにはゴミ捨て場で就寝するというホームレス生活に。

 デンバーポストのカメラマン、ジョー・アモン氏は“天使”という名を持つ Angel Gamboeck という女性に密着し、生々しい彼女の生活を多くの写真に収めました。
 彼女が生家のあるウィスコンシン州に帰るまでをとらえた一連の写真は、まるでロードムービーのスチール写真を見るかのようです。

続きを読む

【画像】ブルックリンのアンダーグラウンドで行われる「ヴードゥー教」の儀式(13枚)

Basement Vodou

 米ブルックリンを拠点に活動するカメラマン、シャノン・タガート氏が現地のダウンタウンでローズ・マリー “マンボ” ピエールというヴードゥーの神官に出逢ったことが、取材の切っ掛けであったそうです。
 ジャマイカ系アメリカ人が多く暮らすブルックリンのイースト・フラットブッシュ地区ですが、なんの変哲もない労働者階級の店舗に、ヴードゥーの儀式を行う地下室があるのだそうです。
 で、ご紹介する写真は、彼女が取材の中で撮影したブルックリンのブードゥーの儀式の様子。

続きを読む

【話題】米軍の「空飛ぶ円盤プロジェクト」ついに機密が公開される

Project-1794

 公式には存在しないとされた宇宙人でしたが、米軍が空飛ぶ円盤を開発しようとしていたことは事実であったようです。
 最近になって公表された機密文書は、米空軍が1950年代にカナダの会社との契約で推し進めていた、空飛ぶ円盤の開発計画「USAF Project 1794」の回路図などの図面とその詳細。
 1950年代の隠された軍事ベンチャーといえる「Project 1794」は、当時カナダのオンタリオ州に存在した Avro Aircraft Limited 社に委託開発されていた、円盤状のエアクラフトでした。

続きを読む

【画像】あのスチームパンク・オクトパスも登場!「バーニングマン 2012」(動画あり)

burning-man-2012-10

 米ネバダ州ブラックロック砂漠に、毎年1週間だけ現れる架空の都市“ブラックロック・シティ”で行われる自由の祭典「バーニングマン」が今年も開催されました。
 世界各国から多くの参加者を集めるバーニングマンは、今年が26回目の開催。不毛の塩類平原「プラーヤ」に集ったバーナー(参加者)たちは、8月の最終月曜日から9月の第一月曜日までの一週間の会期を、貨幣経済を乖離したコミュニティでともに過ごします。
 これらの写真はロイターのカメラマン、ジム・アーカートの撮影によるもので、彼は一週間をバーナーたちと共に生活したそうです。

続きを読む

【画像】廃墟と化した遊園地、米「シックス・フラッグス」の今(19枚)

creepy_derelict_six_flags_amusement_park_640_02

 シックス・フラッグスは北米各地に展開される遊園地であり、一時は全米最大手を誇ったテーマパーク運営会社。
 アトラクションのほとんどが絶叫マシン系というものだそうですが、米国、メキシコ(Six Flags Mexico)とカナダ(La Ronde)に合わせて20ほどのアミューズメントパークを展開しているようです。

 ご紹介するのはニューオーリンズにあるシックス・フラッグス遊園地。
 2005年8月に、かの大型ハリケーン「カトリーナ」に襲われて以来放棄され、廃墟と化しているわけですが、同社は2009年に敬遠破綻したものの翌2010年には再建したそうです。
 それにしても、廃墟遊園地には独特の味わいがありますね。

続きを読む

【話題】バージニア州の上院議員選にネコが立候補、ダークホースになりそうな勢い(アメリカ)

hankforsenate

 米バージニア州で今秋行われる上院議員選挙に、オス猫のハンク氏が立候補したようです。
 ハンク氏は米国民の支持を失った議会の改革を訴えており、「米議会から人間を追い出そう」と鋭い爪を立てながら急進的な方針を打ち出しています。

続きを読む

【画像】見世物小屋と遊園地、1938年のカウンティ・フェアに興味津々(29枚)

article-2185060-146E5F14000005DC-128_964x765

 米ウェストバージニア州で80年前から行われているグリーンブライヤーバレー・フェアは、グリーンブライヤー農業協会の主催で行われる毎年恒例のフェアなのだそう。
 いわゆる“カウンティフェア”はアメリカ流の田舎祭り。自治体主催で行われる、日本でいえば夏祭りのようなものですが、黎明期のフェアではご多分に漏れず見世物的な興業も行われていたようです。

 ご紹介するのは写真家アルフレッド・アイゼンスタットの撮影による、1938年に行われたグリーンブライヤーバレー・フェアからの貴重な写真。
 遊園地や家畜の展示、ダンスショーなどに混じって、胃のない男や四つん這いの小人などのフリークショーも行われています。

続きを読む

【動画】アメリカ軍撮影、広島・長崎の原爆被害者を撮影した医学的影響の検証フィルム(1946年)

Hiroshima and Nagasaki

 1946年にアメリカ陸軍航空隊によって撮影された、原爆投下における医学的影響を記録した映像が YouTube に公開され、話題となっています。

「1946年、陸軍航空隊はダグラス・マッカーサー将軍から、広島・長崎への原爆投下の結果を映像に収めるよう命令を受けた。このアメリカ軍の映像は30年以上隠され、1980年代初頭まで公開されることはなかった」

 このような文章で始まる映像は、原爆被害者の生々しい姿を淡々と記録しています。本来なら9日にUPすべきだった映像ですが、ご了承のほど。
 閲覧注意だとは考えません。ぜひご覧ください。

続きを読む

【画像】ワイルドだろ〜? ヘルズ・エンジェルス1965年の写真(33枚)

never_seen_hells_angels_13

 ヘルズ・エンジェルスってアメリカの暴走族組織なんだろうと思ってたら、一応オートバイ・クラブという建前なのだそう。もちろん非合法活動に関わっている疑惑も根強くあって、向こうでもバイクに乗ったギャング集団(良くてアウトロー)として語られることが多いらしいのですが。

 ご紹介する画像は、グラフィック誌「LIFE」のカメラマンであったビル・レイとライターのジョー・ブライドが、彼らヘルズエンジェルスと数週間過ごした中で撮影されたという、1965年の写真。
 アメリカ南部などを舞台にしたIQの低そうなホラー映画とかが管理人はかなり好きなのだけど、そういう映画を見ていたら、こういう「ワイルドだろ〜?」な人たちはチラホラ出てきます。

続きを読む

【動画】驚異のボランティア、空中核実験の“グラウンド・ゼロ“に立つ軍人たち(1957)

Five men at atomic ground zero

 ご紹介する動画は、1957年7月19日に米ネバダ核実験場で行われた、空中核実験の記録映像。
 驚くべきことに、核実験には空中で行われる核爆発の直下(動画では“グラウンド・ゼロ”と説明)に5人の軍人が立っている様子が記録されており、それぞれの軍人はボランティアでテストに参加したのだそうです。

続きを読む

【歴史】リンカーン暗殺事件、共謀者たちの絞首刑(16枚、動画あり)

The Assassination of President Lincoln

 リンカーン大統領暗殺事件は、南北戦争の最末期1865年4月14日(金)午後10時頃に起きた事件で、アメリカで行われた最初の大統領の暗殺。
 ワシントンD.C.にあるフォード劇場で妻メアリー・トッド・リンカーンらと喜劇『われらのアメリカのいとこ(Our American Cousin)』の観劇中にジョン・ウィルクス・ブースよって襲撃され、翌朝土曜日の午前7時22分に逝去したというもの。

 ブースは騎兵隊により射殺されましたが、共犯者として捕らえられた8名の裁判が軍法会議の形で行われ、内4名の絞首刑が旧アーセナル刑務所で行われます。画像は実行された絞首刑の様子を記録したものです。

続きを読む

【歴史】建設中のペンタゴン、アメリカ国防総省1941-42年のレア写真(24枚)

Building the Pentagon 01

 ペンタゴンといえば、 アメリカ国防総省の本部庁舎、または国防総省そのものを指す通称。その特異な建物の形から五角形を意味する「ペンタゴン」と呼ばれますが、5階建ての庁舎の各床に環状の廊下を擁するという独特の構造によって、世界最大のオフィスビルでありながら、一番遠いところにも10分以内でたどり着くことができるとされています。

 ご紹介の画像は、未だ建設途中であったペンタゴンを撮影した、グラフィック誌「LIFE」の1941年と42年にかけての象徴的な写真を集めたもの。誌面未発表の写真も多く含まれており、貴重なイメージとなっています。

続きを読む

【話題】ゾンビ黙示録は止まらず、スタンガンも催涙スプレーも効かない「ゾンビ野郎」が登場

de31a5cf

 マイアミゾンビに始まる「ゾンビ・アポカリプス」の余波はアメリカでは依然として続いているようです。
 今度の事件が起こったのは、ジョージア州のゴルフ場。上半身裸でゴルフクラブを振り回した青年が通報されたわけですが、ここまでなら普通に“イっちゃった奴”で済むところ、「お前たちを食べる」とか喚いていたらしいところがゾンビアポカリプスを想起させる点です。

 で、なにより面白い(失礼)のは、度重なるスタンガンも催涙スプレーもこの男には効果がなかったところ。
 またぞろバスソルトが原因として取り上げられているようです。

続きを読む

【画像】威風堂々、つけひげ女性たちのコンテスト(16枚)

Women In Fake Beards

 ロサンゼルスのベラスコ・シアターで6月24日に行われたという、第2回「ロサンゼルス あごひげ・口ひげコンテスト(Los Angeles Beard and Mustache Competition)」。
 男性部門はもちろん女性部門まで設けられているみたいで、ビジネス・スタイルのヒゲからフリースタイルまで様々のカテゴリがあるようです。

 こうした女性のヒゲ愛好家のことを「Whiskerinas」と呼ぶそうで、ご紹介するのは、同コンテストの「Whiskerinas部門」の出場者たち。「全米女性あごひげ&口ひげ協会」なんてものまであるそうです。

続きを読む
ブログ記事検索
ブログについて

キネコ

Author:キネコ
ようこそ、付録部 blog-buへ。
当サイトは海外情報を中心に、ニッチな情報をお届けする隙間系ブログです。
管理人は『コタク・ジャパン』や『目ディア』、『Amp.』他でも執筆経験のあるフリーライター。ハンドルネームの由来は、映像変換技術のKinecoから。

■リンクフリーです。
■ネタのタレコミなどありましたら、メールフォームでお知らせください(採用の保証はしかねます)。
■相互リンクは随時募集しています。お問い合わせはメールフォームかaboutのコメント欄まで。

■お仕事のご依頼は、下段のメールフォームからお願いします(※当ブログパーツの下部アイコンはメールフォームとは異なりますので、ご注意ください)。

メールフォーム
Follow Me
FOLLOW ME

FOLLOW ME

RSS

kineco's オン Google+

最新コメント
アクセスランキング
フリーエリア
with Ajax Amazon
BBS7.COM
MENURNDNEXT
  • SEOブログパーツ