ピルグリム精神医学センター(旧称:ピルグリム州立病院)は、かつて米ニューヨーク州ブレントウッドに国家機関として存在した巨大病院。
1929年に議会によって成立し、1931年には825エーカーの広大な敷地を持つ病院として設立。1954年には13,800人余の患者を抱える巨大病院としてのピークを迎えており、より積極的な治療として、ロボトミー手術や電気けいれん療法を採用するなどしていたようです。
ご紹介する画像は1938年に撮影された、同院の精神科病棟の様子を活写した写真。閉鎖病棟を含めて、当時は世界最大規模の病院として威勢を誇った施設でしたが、現在では往時よりもはるかに小規模の「ピルグリム精神医学センター」としてロングアイランドに存在しています。
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