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科学/ガジェット


【動画】普通の駐車スペースを利用可能! 洗練された空飛ぶ車『Aeromobil V2.5』

aeromobil-flyingcar-9

 空飛ぶ車は男の子の夢。
 しかし近年、その夢は着々と実現に向かっています。スロバキアのデザイナー、ステファン・クライン氏が発表した『Aeromobil V2.5』は、極めて洗練されたスタイルを持つ空飛ぶ自動車。
 海外規格とはいえ、公共の駐車スペースにも納まる小型化された車体(機体というべきでしょうか?)、超軽量で合理化されたスタイルは実にカッコよい。そしてもちろん、実際に空を飛びます。

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【動画】究極ロボ誕生か!? 災害復旧用ターミネーター『アトラス』がアップデート

Atlas Update

 米国防高等研究計画局(DARPA)が、世界から参加チームを募っている災害用ロボット競技会「ロボティクス・チャレンジ」を開催することはこれまでに何度かお知らせしましたが、当のDARPAの資金提供により、ガチムチ企業ボストン・ダイナミクス社が開発を進めている災害救助ロボット「アトラス(Atlas)」が、さらにアップデートされた模様です。
 一部で、映画「スペース・サタン」のヘクター君に似ているとも囁かれるアトラスは、20ポンドの鉄球をぶつけられてもバランスを保ち、瓦礫の敷き詰められた通路を苦もなく歩き続けます。極限ロボ・アトラスは、極めて難易度の高いタスクをクリアするための着実な進化を遂げているようです。

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【科学】立体を感じるタッチスクリーン。3次元触覚フィードバック・システムをディズニーが開発

Tactile Rendering of 3D Features on Touch Surfaces

 これまでにも、フィジカル・フェイス・クローニング歯車によるアニマトロニクス・メソッドなどの汎用性の高いエンターテインメント技術を開発しているディズニー・リサーチ社。
 米ピッツバーグのディズニー・リサーチが新たに発表したのは、タッチスクリーンに触れることで、映し出されている映像を立体的に触感することができるというシステム。簡単に言うと、スクリーン表面の摩擦力を電気的に変換させることで、ヒトの脳が立体物に触れていると錯覚する環境を擬似的に作り出そうとする技術のようです。

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【動画】垂直離着陸ロケット「グラスホッパー」が、高度744メートルの発射実験に成功

Grasshopper 744m Test

 以前にも楽しい動画をご紹介したことのある、スペースX社の垂直離着陸ロケット「グラスホッパー」。マーリン1Dと呼ばれるエンジンを搭載し、ケロシンと液体酸素を推進剤に用いて12万2000ポンド重(55キロニュートン)の推力を生じさせるというロケットでした。
 動画では、エンジンを燃焼して高度744メートルまで上昇し、静止した後、推力を減らして垂直着陸を行っています。2012年に垂直離着陸実験で高度40mの上昇を実現したグラスホッパーは、2013年4月の飛行テストでは250メートルの高度を実現、そして744メートルまでの上昇と垂直着陸を実現したということで、なんだかうなぎ上りの記録達成ぶりです。

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【動画】時速25キロで駆け抜ける新型ロボット『ワイルドキャット』、ボストン・ダイナミクス社が公開

wildcat

 Big Dog や PETMAN でお馴染みのガチムチ企業ボストン・ダイナミクスが、時速25.7キロ(16mph:毎時16マイル)で疾走する新たな四脚歩行ロボット『ワイルドキャット(WildCat)』を公開したようです。
 動画のキャプションによれば、あらゆる地形に適応するために開発中のもので、現在のところ平らな地形での時速16マイルの速度を実現。M3プログラム(DARPA:国防高等研究計画局のロボット運用プログラム)による資金提供により、ボストン・ダイナミクス社が開発中とのこと。
 チーターの29.3mphには及ばないものの、バッテリーではなく内燃機関で作動するのが新鮮なところです。

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【生物】驚異の天然ギア構造。歯車機構を持つ昆虫が発見される

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 自動車や自転車、時計などなど、我々の生活とも切り離せない歯車は、アレクサンドリアのヘロンが発明した「風力オルガン」などにその原型を見ることのできる、機械構造の要とも言うべきシステムです。
 てっきり人間が発明したとばかり思っていた歯車なのですが、自然界にはすでに歯車を備えている生物が存在していたようです。
 イネ科の害虫として知られるウンカ類の一種である「Issus coleoptratus」の幼虫は、5ミリにも満たない体で約1メートルもジャンプしますが、この幼虫の後ろ脚に歯車状の構造が発見されたことが注目を集めています。

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【動画】ラップの5分の1の薄さ! 世界最薄の集積回路が開発される(日本、オーストリア研究)

dijiinfo

 この技術がどれほどのポテンシャルを秘めているのか、ちょっと思いつかないくらい凄い。
 厚さ2ミクロン、1平行メートル3グラムの重さ、曲げ半径は5ミクロンでボール状に丸めても破れず、最大223パーセントの引張ひずみに耐えられる伸縮自在なエレクトロニクス回路――どんな可能性も考えられます。
 そんなモノスゴイ技術を開発したのは、東大の染谷隆夫教授と関谷毅准教授率いる研究グループ。同グループがオーストリアのヨハネス・ケプラー大学と共同で開発したもので、科学技術振興機構の戦略的創造研究推進事業ERATO型研究にて実施されたとのこと。ようこそ未来へ。

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【動画】運動曲線を自在にデザイン。ディズニーが開発したメカトロニクス開発ツール

Computational Design of Mechanical Characters

 スイスのチューリッヒにあるディズニー・リサーチが開発したのは、ユーザーが自在に運動曲線をデザインすることでインタラクティブにアニメーションの動きを設計することができるシステム。
 一見すると、歯車による単純なからくり人形のように見えますが、さにあらず。ターゲットとするカーブのラインを自在に設定することで、かなり自由度の高いアニマトロニクスのプログラムを行うことができます。動画で示されるのは3Dプリントされたいくつかの立体モデルと、基本的なメソッド。

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【動画】グーグルグラスで大人の楽しみ。初めてのポルノ映画ショート『First-Ever Google Glass Porn』

First-Ever Google Glass Porn

 リリースされて数ヶ月が経過したグーグルの眼鏡型ウェアラブルコンピュータ『グーグルグラス(Google Glass)』ですが、誰もがきっと想像したであろう大人だけの楽しみをグーグルグラスでも提供しようと、シアトルに拠点を置く成人向けアップ・ストア「MiKandi」が動画を公開しました。
 米アダルト業界大手「XBIZ」と協力し、グーグルグラスで撮影されたポルノ映画を製作することを目指しているようです。
 現在は限られた開発者のみの普及にとどまっているグーグルグラスですが、一般リリースの際には、こういうお楽しみもきっと実現するはず。

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【科学】DARPAの新次元ロボ登場! 『ロボティクス・チャレンジ』参加の災害用ヒト型ロボット「アトラス」が発表される

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 米国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency:DARPA)主催により行われる、災害対策用ロボットの競技形式の開発プロジェクト『Darpa Robotics Challenge(DRC)』。
 同大会には、「Big Dog」でおなじみのボストン・ダイナミクス社とDARPAの共同開発によるロボットの参加が公表されていましたが、どうやらそのロボットの全容が明らかになったようです。
 驚異の災害救助用ターミネーターの全貌は、続きからどうぞ。

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【話題】航空機界未踏の「シコルスキー賞」ついに受賞。人力ヘリコプター『Atlas』が記録を達成

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 シコルスキー賞、ついに達成なる!
 カナダ・トロント大学を中心に設立された AeroVelo チームが、テストフライトにより64.11秒の滞空と3.3mの高度を達成したことが認められ、正式に「シコルスキー賞」を授与されることが決定したようです。
 シコルスキー賞はアメリカ・ヘリコプター協会が1980年に設けた賞で、人力で60秒間以上、3m以上の垂直浮上に成功した技術者に与えられるというもの。
 以来、ダビンチIIIや日本のYURI-Iなどが人力による浮上に成功してきたものの、ヘリコプター協会の規定する基準をクリアすることは難しく、33年間にわたって現代航空史の未踏峰とされてきました。

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【科学】液体金属による立体印刷技術を確立、3Dプリンターの脆弱性を克服か?(米研究、動画あり)

3D Printing of Liquid Metals

 目を見張る速度で普及を進めている、3Dプリンター。医療やデザインの現場はもちろん、出力可能な銃器の印刷データが共有されるなど、その汎用性はとどまるところを知りません。
 しかし3Dプリントの最大のネックとなっていたのが、プラスチック樹脂を用いた強度面の不安。ところが、ノースカロライナ州立大学の研究者は、液体金属による3D印刷技術を開発することで、室温下で安定した印刷が可能な3D印刷技術の強度面を克服しようと試みています。

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【動画】世界初、ハイネケンのインタラクティブな“スマート”ビール瓶

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 これはクラブのパーティーにうってつけなのかも。
 大手ビールブランドのハイネケンが発表した世界初の試みとなるインタラクティブなビールボトル「Heineken Ignite」はLEDライトと加速度センサーが瓶に内蔵されていて、乾杯などのアクションに合わせてボトルが点滅するというもの。グリーンのボトルの色と相まって、サイバーぽくて盛り上がりそう。
 そういえば、光るカクテルグラスというのは見たことがあるなあ。

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【動画】ビールのボトルが奏でる音楽、エジソン式ビール瓶レコード「Edison Bottle」

Edison Bottle

 トーマス・エジソンの発明した円筒蓄音器「フォノグラフ」にインスピレーションを受けて、ビールブランドの「ベックス(Beck's)」が行ったプロモーションが、世界初のプレイアブル・ビール瓶「Edison Bottle」です。
 プロジェクトのために設計された特殊な旋盤を使用し、ビール瓶の表面にシリンダー式レコードと同じく溝を刻みこむことで、音声を再生することが可能となっています。
 専用のプレイヤーが必要なため再生環境は限られますが、捨てるしかないビール瓶が音楽を奏でるなんて、夢があっていいですね。

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【動画】スタンフォード大が開発、「ヴァーチャル解剖テーブル」が楽しそう

The Anatomage Table

 電子解剖台の上で、思うさま仮想解剖体験ができちゃいます。
 そんな魅力的な機器を開発したのは、米スタンフォード大学の医科大学院臨床解剖学部。以前は「仮想解剖テーブル(Virtual Dissection Table)」として知られていた機材を発展させたものが、「Anatomage Table」というシステムであるらしい。動画では、全裸の仮想美女を骨の髄までひん剥いています。
 これは、めっちゃ体験してみたい。

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キネコ

Author:キネコ
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管理人は『コタク・ジャパン』や『目ディア』、『Amp.』他でも執筆経験のあるフリーライター。ハンドルネームの由来は、映像変換技術のKinecoから。

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