厳密には涙腺ではなく涙点という器官だそうですが、外眼角にある主涙腺から瞳を潤すために供給される涙は、涙小管という管を伝って約90パーセントが涙嚢という器官へと戻されます。
で、この涙嚢という器官が鼻涙官を通じて鼻腔へつながっており、鼻腔は口腔へとつながっているというわけで、人はその気になればこんな大道芸で水彩画まで描けちゃうんだぞという動画。
かように奇妙な方法で水彩画を描くのはアルゼンチンのアーティスト、レアンドロ・グラナトさん。彼は水彩画の絵の具を口に含み、涙管から噴出させることでキャンバスに独自のアートを描きます。
そういえば涙管から牛乳を飛ばす一発芸を見たことがありましたが、水彩絵の具って結構カスがたまりそうなので涙管詰まったりしないのだろうか。もちろん洗浄しつつのことだと思うけど。
というわけで、彼の描く作品は、こんな感じ。
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なんだかよくわからないんですが、絵よりも書き方の奇抜さが価値を呼ぶという現代アートの一環なのかもしれません。
[BoingBoing]
「なぜ?」から始める現代アート (NHK出版新書) 長谷川 祐子 NHK出版 2011-11-08 |