The Incredible Bionic Man

 100万を越えるセンサーと200個のプロセッサ、70個の回路基板と26個のサーボモーターを備えた、人工的な擬似人体。以前にもお届けした義肢や人工器官を備えた現代の“擬体”の、その後の映像が公開されました。
 このロボットのユニークなところは、既存の人工義肢や人工臓器、様々の人工器官を用いて構築されているところで、概念上は人体に置き換えることが可能となっている点です。

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 バイオニックマン「レックス」に組み込まれている全てのパーツは、人体に置換可能なボディパーツで構成されています。
 そのパーツは多岐にわたり、人工内耳や網膜インプラントまでがほどこされているとか。ある意味において、このロボットは部分的な人造パーツの集合した、人工的な人体と言い換えることも可能というわけです。

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 といっても、それはあくまで理論上のこと。
 部分的な人体のパーツを、ヒトが人工的なパーツに置き換えることと、全てがバイオニックなパーツで構成された擬似人体をヒトと同様の概念として語ることには、技術的・思想的な面においても、かなりの飛躍が存在します。少なくとも現代においては。

 レックスは、ロボット工学者のリチャード・ウォーカー氏とマシュー・ゴッデン氏によって制作されたものですが、以前に触れたとおり、この試みは非常にアーティスティックな試みであり、また人体を問い直す意味での、思考実験的な側面を持っています。





 今回の映像は、スミソニアン・チャンネルによって提供されたもの。
 ロンドン科学博物館に展示されていたレックスが、アメリカ上陸を果たしたことで取り上げられたものであるようです。
 ご興味のある方はリンク先等、たどってみてください。

[The Incredible Bionic Man | Smithsonian Channel]

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