世界中の街に生息する猫たちのデータを収集し、マップ上に書き込んでいくというプロジェクト「Cat Map」を立ち上げたのは、1826年に設立されたロンドン動物学会(ZSL)。
猫の飼い主はもちろん、“知り合いの猫”がいる人たちに対しても猫のデータ提供を呼びかけており、すでに日本を含む多くの国のユーザーたちが自慢の猫たちのデータをアップしています。
日本の猫たちもすでに登録されています。
マップ上に登録されるデータの入力には、自然保護活動家たちが野生動物の番号と位置を把握するために使用される技術が応用されています。
これにより猫の写真はもちろん、住所や名前、性別、毛の色、年齢などのデータを自由にアップロードすることが可能となっています。
【ZCL CAt Map | A Survery of Cats】
なお、Cat Map のタイトル部分に「Tiger Territory」の文字があることからもわかるように、実はこのプロジェクトはもともと、トラの保護に関する興味を集め、ロンドン動物園で3月22日にオープンするスマトラトラの飼育舎に関心を持ってもらうために立ち上げられたものだそうです。
すでにロンドン動物園にいる2頭のスマトラトラ「ジェージェー(Jae Jae)と「メラティ(Melati)」もマップ上に登録されており、検索窓からも簡単にその姿を確認することができます。
Tiger Territory
なお、ロンドン動物園に2頭のスマトラトラの飼育舎「Tiger Territory」が正式にオープンする日は、2013年3月22日となっています。
(Via.WIRED.jp / ZSL London Zoo)
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