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 19世紀のイギリスの数学者であるチャールズ・バベッジは、世界で初めてプログラム可能な計算機――いわゆる階差機関(ディファレンス・エンジン)を考案したことで“コンピュータの父”とも評される人物。
 1991年にはバベッジ本来の設計に基づいた新たな階差機関が組み立てられており、彼の設計の精度が改めて確認されています。

 ご紹介するのは、米カリフォルニア州マウンテンビューにあるコンピュータ歴史博物館が公開した、バベッジの階差機関の画像と動画。
 ぶっちゃけ、よだれが止まらない美しさです。

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 1991年に組み立てられたバベッジの階差機関は、19世紀の技術精度に合わせて構築されており、もしバベッジのマシンが当時に完成していれば、完全に動作していたことを証明するものであるそうです。
 その9年後にはサイエンス・ミュージアムによって、バベッジが階差機関用に設計したプリンターも完成されており、いかにもコンピュータの父の面目躍如という感じ。
 
 ウィリアム・ギブスンとブルース・スターリングが切り開いた、スチームパンクの名作「ディファレンス・エンジン」のルーツといっても過言ではない、まさに「美しい機械」を具現化した存在ですね。

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 というわけで...。
 なんと、階差機関をギガピクセルの画像で楽しむことのできるサイトを、xRez Studio が提供してくれています。

Babbage Difference Engine in Gigapixel



(Via.Boing Boing)

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