事実か都市伝説なのか、コリアン伝統の人糞酒「トンスル」の存在については真偽のほどが常に取りざたされてきたわけですが、ロケットニュース24の取材により、ひとまず一応の回答が呈されたようです。
それによると、
・トンスルは現在も作られて販売されている。
しかし
・トンスルは店で売っていない。
さらに
・人糞だけでなく猫の骨も使用(されている場合もある)。
・トンスルにウンコ臭さはない。
ということのようです。
この茶色い液体が「トンスル」だ。
ロケットニュースでは、なんと半年間に及ぶ徹底調査により、韓国でトンスルが現在でも販売されていることを確認したのだそうです。
さて、ここでトンスルという酒がどのようなものかと軽くおさらいすると、「竹筒に小さな穴をあけ、松葉で穴をふさいで便所(たぶん汲み取りの中)に入れておくと、3〜4か月ほどで“清い液体”がたまるので、それをマッコリと混ぜて熟成させる」という韓国伝統のお酒(製法は一例)。
薬酒として飲用されていたといいますが、急ぎの場合は直接に酒と大便を混ぜて、3日程度で飲む場合もあったのだとか。
ところで今回ロケットニュースが入手したトンスルは、製造者の子供のウンコを250度のオーブンで30分焼き、できあがった焼きウンコを焼酎に漬け込み、2ヶ月以上熟成させたトンスルなのだそうです。
韓薬と呼ばれる薬効成分も多く投入されており、ついでに「猫の骨」も入ってるそうです。
ちなみに今回のトンスルにウンコ臭さはなく、やや高めの値段設定で、1本35000ウォン(約2600円)ほどだそうです。
(Via.ロケットニュース24 / 英語版:RocketNews24)
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