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 NASA(米航空宇宙局)が18日に発表したのは、火星探査機キュリオシティが火星で初めて採取した火星の土壌サンプルの中から、人工物の可能性もある明るい色の物体が発見されたというもの。
 AFP が伝えるところによると、NASA は現在、キュリオシティの車体深部に搭載されている「化学・鉱物分析装置(Chemistry and Mineralogy、CheMin)」を用いて謎の物体の組成の分析を試みているとのこと。

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 キュリオシティ自体から落下した物体である可能性も含め、NASA は調査を続けています。しかしキュリオシティが土壌採取のために掘った穴の底から発見されたことから、科学者と技術者は謎の物体が火星由来のものだとの見解で強く一致しているそうです。

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 NASA のサイトを確認してみると、画像はキュリオシティに備えられた「Mars Hand Lens Imager(MAHLI)」と呼ばれるカメラで撮影されており、物体の長さはおよそ半インチ(1.3センチ)。
 ローバーチームは、おそらく火星への着陸イベントの際に落下した破片ではないかと評価しているようです。

 謎の小片が発見されたのはロックネストと呼ばれる地帯で、現在キュリオシティはロックネストで火星の土壌サンプルを採取するなどのミッションを行っています。
 なお、ロックネストでは周囲の土壌とは明らかに異なる明るい色の粒も発見されていますが、こちらは火星の鉱石の一種だと見られています。

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(火星で発見された鉱石と思われる物体)

(Via.AFPBB News / NASA)

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