Woman Grows Nails Instead Of Hair Due To Skin Condition

 法律を学ぶ学生であった Shanyna Isom さんが、謎の病を発症したのは2009年のことだったそうです。
 喘息の治療のために服用したステロイドにアレルギーを起こし、徐々に足が黒ずみ、多くのこぶができたという Isom さんの症状は、地元メンフィスの医師が尽力するも目に見える効果はなかったそうです。
「髪が生える場所から、爪が生えてくるのです」と彼女は説明します。

 メンフィスの医師らは、湿疹からブドウ球菌の感染症に至るまで考えられる限りの治療と検査を行いましたが、症状は好転しません。
 やがて地元を離れ、ボルチモアにあるジョンホプキンス病院に転院した彼女の症状は、より専門的な治療により詳細が明らかとなります。


 主治医によれば、彼女の“毛包”にある皮膚細胞は通常の人よりも12倍も多く、それによって皮膚が圧迫されている状態であり、毛髪の代わりに、肌の小胞は爪のような物質を作り出すのだそうです。

 現在は治療によって症状が押さえられており、以前は歩くこともままならなかった Isom さんは杖が必要ながら立ち上がって歩くこともできます。
 しかし治療のための資金は底をつき、治療を続けることが困難な状態に陥っています。

facebook - S.A.I. Foundation

 Isom さんは「S.A.I.基金」を立ち上げ、治療費の支援を訴えると同時に、同様の病を持つ人が現れた際の資金援助を行う考えを示しています。

(Via.WMCTV)

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