ご紹介する動画は、1957年7月19日に米ネバダ核実験場で行われた、空中核実験の記録映像。
驚くべきことに、核実験には空中で行われる核爆発の直下(動画では“グラウンド・ゼロ”と説明)に5人の軍人が立っている様子が記録されており、それぞれの軍人はボランティアでテストに参加したのだそうです。
実験は F-89 スコーピオンから発射された2KT(キロトン)の核空対空ロケットのテストによるもので、5人はそれぞれに爆発の衝撃と激しい光にさらされており、生々しい反応を見ることができます。
ボランティアとして実験に参加した5人の軍人は、シドニー ・ブルース大佐、フランク・P・ボール大佐、ノーマン・ボディ少佐、ジョン・ヒューズ少佐、ジョン・ラトレル氏ら。カメラマンはジョージ・ヨシタケ氏(彼はボランティアではなかったようです)。
実験を終えた5人は誇らしげに握手を交わていますが、その後の彼らにどのような肉体の変化が現れたのかは伝えられていないようです。
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