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 匿名ハッカー集団として知られるインターネットミーム「アノニマス」が、日本政府および日本レコード協会に対して、宣戦布告とも取れる宣言を公開したことが波紋を呼んでいます。

 同集団による抗議文が公開されたのは25日。“著作権者の許諾なく音楽や動画をダウンロードする行為”に刑事罰を適用し、2年以下の懲役または200万円以下の罰金を科すという「改正著作権法」いわゆる「違法ダウンロード刑事罰化」が成立したことに抗議する内容となっており、“公式” Twitter アカウントが「始まりだ」とした財務省管轄サイトが一時ダウンするなど、宣言は着実に実行化されているようです。
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 上画像は米国サイト「4chan」に掲載されていたという、書き換えられたサイトのスクリーンショットと思しき画像。日本政府に対し大規模な攻撃を行うとしていますが、なぜか先日問題になった「大飯原発再稼働反対デモ」のコラ画像(※実はスペインのデモ風景)が使われています。

 画像の文章によれば、アノニマスはインド政府サイトやISPにサイバー攻撃を仕掛けた「#OpIndia(オペレーション・インディア)」と同様、「#OpJapan(オペレーション・ジャパン)」として、日本政府に対し大規模な攻撃を行うと予告しています。

 なお、アノニマスの宣言は「#opJapan – Expect US」と銘打たれ、「日出処る国への挨拶、私たちはアノニマス(匿名の意)です」という文章から始められています。

「コンテンツ産業や政治家、政府が海賊版や著作権侵害と戦うために厳格な法律を導入するという誤ったアプローチを導入しており、基本的人権の侵害やイノベーションの阻害につながっている」と主張。「歴史的に最も偉大なイノベーションの故郷である日本」が違法ダウンロードに刑事罰を導入する改正著作権法を成立させたことについて、「多数の無実の市民が不当な懲役刑を受け、かつ著作権侵害問題の解決にはほとんどつながらないことを確信している」と批判している。

 また日本レコード協会や日本音楽著作権協会(JASRAC)などがISPに対し導入を求めている「違法音楽ファイルを特定するモジュール」について、「自由な社会において永続すべきプライバシーを侵害する監視技術だ」として、日本政府と日本レコード協会に対し、「われわれの基本的人権とプライバシーが侵害されるのと同じやり方」で何らかの行動を起こすことを示唆している。
引用:ITmedia ニュース



(参考:高知新聞、他)

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