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 そろそろシーズン到来となりますが、ゴキブリが逃走する際にまるで消滅したかのように見えなくなる現象の秘密を、カリフォルニア大学バークレー校が解明しました。
 決定的瞬間の撮影に成功したのは、同校ロボティクス研究所の Jean-Michel Mongeau 氏らによるチーム。後ろ足を棚の端に引っ掛け、スイングして視界から消える瞬間をカメラは見事に捉えています。

 ロボティクス研究所はゴキブリが消える瞬間をとらえるために、ハイスピードカメラを使用。Mongeau 氏は「彼らを人間と同じサイズと考えると、およそ時速320キロという速度で駆け抜けていることになります。彼らの体には驚くべきリレーシステムが備えられているのです」と語ります。

cockroache runs off
(ワモンゴキブリが消える“忍術”の瞬間)

 また、この振り子機能の揺れは、生物に3-5gsの重力をかけると Mongeau 氏は言います。その重力はバンジージャンプの最後に人間が受ける重力とよく似ているのだそうです。
 しかしこの忍術はゴキブリの後足に備えられた小さな毛の存在に依存しており、この機能を削除されたゴキブリは、同様の行動を行っても下に落ちてしまいます(※動画)。

 驚くべきことに、同様のエスケープ技能を持つ生き物は、シンガポールの野生保護区にあるジャングルでも発見されました。
 ある種のトカゲやヤモリのように、後ろ足にフックあるいは吸着性の構造を持つ生き物の間では、この動作の存在はかなり広がっているのではないかと、生物学者のロバート・フル教授は語っています。
「実際、このトリックは、小さな生き物が視界の外に移動するための逃走方法としては効果的な方法なのです」。



(Via.Daily Mail)

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