playboy-000

 プレイボーイというとコンビニに並んでいる「週刊プレイボーイ」を思い浮かべてしまう哀しいサガの日本人ですが、ご紹介するところは1953年にアメリカで創刊された、由緒正しい成人向け男性雑誌の『PLAYBOY』。

 その『PLAYBOY』の創刊と共に存在し、かつ雑誌の個性と不可分に存在している女性ヌードモデル、いわゆる“プレイメイト”には暗い噂がありまして、いわく「プレイボーイの呪い」などと紹介されていますが、要するにモデルの女性が短命で不可解な死を遂げるという真偽の定かではない噂のこと。
 今回はそういう、不可解な死を遂げたプレイメイトの一部をご紹介します。おっぱいポロリくらいはごく普通ですので、いちおう成人向け。

01.マリリン・モンロー(創刊号表紙)
playboy-0001

 記念すべきプレイボーイ創刊号の表紙を飾ったマリリン・モンロー(当時はまだノーマ・ジーンの名義)。撮りおろしではなくカレンダー用に撮影したものの流用でしたが、創刊号は数週間で売り切れるほどの話題に。

playboy-0002

 20世紀を代表するセックスシンボルであるモンローは1962年8月5日、自宅の寝室で全裸で死んでいるのが発見されました。没年36歳。当時のマスコミは「死因は睡眠薬の大量服用による急性バルビツール中毒、自殺の模様」と大々的に報道しましたが、謎の死はいまだベールに包まれています。

playboy-0003

02.ジェーン・マンスフィールド
playboy-0004

 1950年代のもう一人のセックスシンボル、ジェーン・マンスフィールド。
 繰り返しプレイボーイ誌の誌面を彩り、女優であり歌手というモンローを彷彿とさせる人気の存在でしたが、1967年6月29日に、34歳の若さで自動車事故によりこの世を去りました。

03.トーニャ・クルーズ
playboy-0005

 1966年8月7日、アメリカ人モデルのトーニャ・クルーズは28歳で交通事故により死亡。

04.キャロル・ウィリス
playboy-0006

 22歳の女優キャロル・ウィリスは、カリフォルニアのラグーナビーチで1971年11月6日に発生した、バスの追い越し事故により死亡。

05.クラウディア・ジェニングス
playboy-0007

 交通事故で死亡したプレイボーイのもう一つのスター、アメリカのファッションモデルで女優のクラウディア・ジェニングスは、1979年10月3日に29歳で死亡しました。

06.イヴ・メイヤー
playboy-0008

 モデルであり女優、映画プロデューサーもつとめたイヴ・メイヤーは、1977年のテネリフェ空港ジャンボ機衝突事故で落命。
 なお、実業家としても成功していた彼女の夫は、ポルノ映画監督のラス・メイヤーであったりします。

07.シェリル・クーバート
playboy-0009

 1958年2月、シェリル・クーバートは48歳で自殺。

08.スー・ウィリアムズ
playboy-0010

 厳しいショービジネスの世界では競争が全て、しかし人は少なからず、その栄光と脱落に耐えられるほどタフではありません。
 スー・ウィリアムズは23歳の若さで自殺。

09.ウィリー・レイ
playboy-0011

 1972年、サントリービール「純生」のテレビCMに佐藤允と共に出演し、人気者となった異色の存在でもあるウィリー・レイは、オランダ系カナダ人のモデル。1973年8月13日、バンクーバーで過量のバルビツール剤(睡眠薬)の服用により死去。23歳でした。

10.ペイジ・ヤング
playboy-0012

 ペイジ・ヤングは、1974年7月13日にロサンゼルスの自宅で、睡眠薬の過剰摂取により他界。30歳でした。

11.Debbie Boostrom
playboy-0013

 1981年8月号のミスプレイメイトとして誌面を飾ったデビー・ブーストロムですが、2008年7月、自らを銃で撃ちぬくという衝撃的な自殺で人生の幕をおろしました。

12.Tiffany Sloan
playboy-0014

 デビー・ブーストロムの死の3カ月後、2008年11月に、35歳のティファニー・スローンも自殺。

13.エリサ・ブリッジ
playboy-0015

 ショービジネスの世界と薬物との関連は根強くあります。
 2002年2月7日、エリサ・ブリッジは薬物使用の末に命を失いました。

14.ジェニファー・リン・ジャクソン
playboy-0016

 2010年1月22日、ジェニファー・リン・ジャクソンはヘロインの過剰摂取により死亡。

15.アンナ・ニコル・スミス
playboy-0017

 近年に日本でも大きく報道された例として、アンナ・ニコル・スミスは記憶に新しい。実に64歳も年上のビジネス王、J・ハワード・マーシャルと再婚したことで様々の憶測を呼びましたが、処方薬の過剰摂取により、2007年に39歳で亡くなりました。

16.Linne Ahlstrand
playboy-0018

 自然の原因で死亡したプレイメイトももちろん存在します。
 リンネ・アルストランドは1965年9月7日に結婚し、1967年1月18日に癌により死亡するまで、自らのキャリアを追求し続けました。

17.ミッシー・クリープランド
playboy-0020

 ミッシー・クリープランドは病による死でしたが、原因は医師の過失によるものだとのこと。医師により与えられていた処方箋は、病による副作用と矛盾していました。没年2001年。

18.スター・ストウ
playboy-0021

 悲劇的なプレイメイトの死として記憶されるスター・ストウは、スポットライトからの脱落とともに、売春、アルコール中毒、薬物乱用と身を持ち崩し、41歳の誕生日を迎えることができず遺体として発見されました。
 死因は扼殺――首を絞められたことによる殺人でした。

playboy-0022

19.ドロシー・ストラットン
playboy-0023

 カナダ出身のプレイメイトであるドロシー・ストラットンは、1980年のプレイメイト・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、女優としても活躍。
 しかし別居中の夫ポール・スナイダーに離婚を言い渡した後に射殺されるという、悲劇的な死を迎えます。夫のポールも犯行直後に銃で自殺しました。

playboy-0024
(Via.Проклятие Playboy)

PLAYBOY BLONDES REDHEADS BRUNETTES 「PLAYBOY日本版」創刊30周年記念・特別出版 豪華3冊セット写真集 (タレント・映画写真集)PLAYBOY BLONDES REDHEADS BRUNETTES 「PLAYBOY日本版」創刊30周年記念・特別出版 豪華3冊セット写真集 (タレント・映画写真集)
PLAYBOY日本版編集部

集英社 2005-08-05
売り上げランキング : 577949

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

PLAYBOY 50YEARS THE PHOTOGRAPHS PLAYBOY創刊50周年記念写真集PLAYBOY 50YEARS THE PHOTOGRAPHS PLAYBOY創刊50周年記念写真集
ジェームズ・R・ピーターセン

集英社 2003-11-05
売り上げランキング : 619297

Amazonで詳しく見る
by G-Tools