悪夢のチェルノブイリ原発事故から26年。
ゴーストタウンと化して久しい無人都市、ウクライナのプリピャチを面白半分で訪れたツーリストの男女が、正体不明の存在に襲われる――というサバイバル・ホラー映画「チェルノブイリ・ダイアリーズ」。
被爆国であり、かつ福島の事故を経た日本人にとっては複雑な感情を抱いてしまうコンセプトですが、社会性を持つ災害や事件がジャンル系のテーマに取り上げられるのは、ことさら珍しいことではありません。
映画「チェルノブイリ・ダイアリーズ」は、2007年に公開された“モキュメンタリー”映画「パラノーマル・アクティビティ」でヒットを飛ばしたオーレン・ペリのオリジナルストーリーを映画化した作品で、現在のところ日本での公開は未定のようです。
監督を務めるのは、クロエ・モレッツ主演のヴァンパイア映画「モールス」のVFXを担当した、特殊効果マンのブラッド・パーカーとのこと。
アメリカでの劇場公開は、今月25日が予定されています。
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