イギリスのドーセットに本社を置く、自然素材を多用したバス用品メーカーとして知られる「ラッシュ(Lush)」が、ロンドンのリージェント通りにある旗艦店で行ったパフォーマンスが話題となっています。
そのパフォーマンスとは、ショーウインドウで披露された人間による動物実験の再現。パフォーマンスアーティストのジャクリーン・トライドスによって再現された動物実験ですが、もちろん安全面を保証された演技です。
いくつかのパフォーマンスはラッシュのスタッフが子供に注意を促しつつ行われるなど、なかなか過激な様相を呈していたようです。
ラッシュは反動物実験運動および動物愛護運動に資金提供していることでも知られる多国籍企業。
環境や動物また人権をはじめとする活動団体の援助にも力を入れており、悪名高いシーシェパードへの資金援助も公表しています(※注)。
今回のパフォーマンスは化粧品製造のために行われている動物実験を人間によって再現することで、美しさを得るための裏側で行われている、数百万の動物たちへの不必要な苦しみの強制を訴えるものとなっているようです。
通りの様子はこんな感じ。子供連れの家族が興味を示すなどした場合、店のスタッフが注意を促したようです。また、化粧品製造における動物実験に反対する署名なども集められたようです。
(Via.Fighting Animal Testing)
※注:ラッシュジャパンでは、いかなる団体であっても暴力的行為には反対しており、シーシェパードへの資金提供は行っていないとのこと。詳細については各自でお調べください。
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人間だと問題になりますものね