Caine's Arcade

 ロサンゼルスにある小さなゲームセンター、「Caine's Arcade」。
 9歳の男の子、ケイン君のつくった段ボール製のゲームセンターが大きな話題を呼んでいます。段ボールで作られたアーケードゲームは全てケインくんの手作り。彼は夏休みの期間を使って、父親の経営する自動車パーツ店の一角に自分だけのゲームセンターを作りあげてしまったというわけです。

 プレイ料金は2プレイ1ドル、さらに2ドルで500プレイ分のファン・パスも買えるという「Caine's Arcade」を“経営”していたケインくんでしたが、そこを偶然、映画制作者の Nirvin Mullick 氏が通りかかったことから物語が大きく動き始めます。

Caine's Arcade 2

 Nirvin氏はケイン親子を取材し、約10分間のドキュメンタリー・フィルムを製作。その動画はネットで配信され、たちまち200万回を超える再生数を記録することとなります。
 やがてケイン君を大学に進学させるための基金まで作られ、なんと3日間で11万ドル(約890万円)もの資金を集めることに成功したそうです。

 ご紹介する動画では、Facebookを通じて「Caine's Arcade」のファンが集まり、彼をびっくりさせるシーンも収録されています。ひっそりと営まれるだけで終わるはずだったケインくんのゲームセンター「Caine's Arcade」は、ネットから生まれた奇跡の一つを垣間見せてくれます。



(Via.ねとらぼ)

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