Kara

 『HEAVY RAIN 心の軋むとき』や『Indigo Prophecy』を手がけたフランスのゲーム会社「Quantic Dream」社が披露したのは、次世代のゲームの可能性を示すパフォーマンス・キャプチャー技術のデモ映像。

 サンフランシスコで開催中の『Game Developers Conference 2012』で公開された映像ですが、驚くべきことに、この高精度なパフォーマンス・キャプチャーは事前にレンダリングされたものではなく、リアルタイムでPS3からキャプチャーされたビデオなのだそうです。

Kara 2

 作品は“KARA”という名のアンドロイドが製造過程で自我を持ち、「自ら」を感じる能力はバグではないと必死に主張する様子が描かれています。この映像は「Quantic Dream」社の開発した3Dエンジンで撮影され、PS3のランから直接キャプチャーされています。

 同社代表のデイブ・ケイジ氏によると、「歴史のある時点で人工知能が人間より賢くなる時が到来する。それは必然だ。この作品はそれが起こる瞬間を描いたものだ」とのこと。

 また、ケイジ氏は、次のゲーム作品ではさらに印象的なパフォーマンス・キャプチャーを示すことを示唆しています。「Karaのデモは1年前に作られたものだ。われわれの技術はその後もさらに進歩している」

(Via.WIRED.jp / Gamefreaks)



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