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 もはや球技なのかすらわからない、ほぼフルコンタクトのキックゲームがあるそうなんです。
 16世紀頃にイタリアで始まったとされるフィレンツェ式キックゲーム『カルチョ・フィオレンティーノ(Calcio Fiorentino)』は、“不意打ち”と“頭への蹴り”以外の反則が一切なく、球技なのになぜかボールを持っていない相手との格闘もOKという、過激すぎるルールなんです。

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 カルチェ・フィオレンティーノは、砂を敷き詰めた競技場で行われます。
 1チーム27人編成で、ゲームは1セット50分。互いのゴールである対辺の上をボールが通過すれば得点となります。
 現在はフィレンツェで年一回行われているようですが、往時にはヴァチカンの法王まで参加するという人気だったそうです。

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 得点はとにかく相手のゴールである競技場の端の一辺を越えればゴール。
 ボールは投げようが蹴ろうが、持って走ろうがOK。頭突きや拳、肘での打撃、首を極めに行くこともルールで認められています。つまりボールを持っていない相手と格闘しても合法です。

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 動画は古い映像を交えたドキュメンタリー。



 こちらの動画は長いので、スポーツ観戦の気分でご覧ください。球技が不得手な管理人にとっては、ただの乱闘にしか見えません。



(Via.DNA)

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