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 27歳の英国人女性ヘイゼル・ジョーンズさんが、英ITVの朝の番組に出演し、自らの特異体質をカミングアウトしたことが話題を呼んでいます。
 ジョーンズさんは子宮と膣を共に二つ有する「重複子宮」と呼ばれる体質を持ち、2度のロスト・ヴァージンを経験したことを明らかにしました。

 世界保健機関によると重複子宮そのものは3000人に1人の割合で発生する子宮奇形の一種であるらしく、子宮と膣のどちらかが1つの場合や、一方のサイズが異なるなど幾つかのケースがあるそうです。
 専門家であるドーン・ハーパー博士によると、重複子宮は胎児の時に無くなるはずの子宮の壁が残されることから発生するそうです。ジョーンズさんの場合は完全重複子宮と呼ばれる症状で、膣と子宮が共に2つあり、また互いが同じ大きさという非常に珍しいケースなのだそう。

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(正常な子宮と重複子宮)

 ジョーンズさんは14歳の頃に自分の症状に気付いたと語っており、生理の時に激しい痙攣に襲われるなどの症状に苦しんだことが切っ掛けだったそうです。また、かつて知人にタンポンを「どちらの穴に入れるの?」とたずねたこともあったそうで、その時には会話を続けることがとても恥ずかしかったのだとか。18歳の頃にはボーイフレンドから体の異常を指摘され、病院へ行くことを勧められもしたそうです。

 同番組では自らの2度の処女喪失についても語ったジョーンズさんですが、今では自分の症状を恥ずかしいものだとは考えておらず、「女性が見たいというのなら、見せてもいい。恥ずかしくはないわ」と語っています。



(source.Daily Picks and Flicks / Huffington Post)

 参考動画:完全重複子宮、膣、Muller管癒合不全、膣下部の癒合不全
(C)medicaldirect.jp

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