マサチューセッツ工科大学とプリンストン大学で数学とコンピュータサイエンスおよび電気工学の学位を取得した超理系人間が、最も不愉快な音楽を計算して作り出したらこんな音楽ができました。
というわけで、この雑音音楽を生み出したのは数学者のスコット・リカード氏。リカード氏によると音楽の美しさとはパターンと反復が作り出すメロディにあるとのこと。
そこでリカード氏は、フランスの数学者エヴァリスト・ガロア氏の理論とゴロム定規という考え方を元に、数学的な計算のもとに世界でいちばん不愉快なピアノソロ音楽を作成したというわけです。
動画の前半7分強はリカード氏によるプレゼンが収録されていますので、音楽だけを聴きたい方は7:40秒あたりから再生してご覧ください。ピアノ素人がデタラメに弾いているだけに聞こえるかもしれませんが、この音楽は数学的に計算されつくして生み出された、れっきとした不愉快音楽なのです。
(Via.TEDxTalks / ギズモード・ジャパン)
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