“映画の父”と呼ばれるリュミエール兄弟によって生み出されたオートクロームは、1903年に特許を取得された最初期のカラー写真技法。
コダクロームが販売される1930年代までは市場においてほぼ唯一のカラー写真であったそうで、三原色に染色したデンプンの細粒を適当な割合に混合してガラス原板に散布し、ニス加工をしたうえでパンクロ乳剤を塗布して製作されるという手間のかかる工程を行います。
普及はしませんでしたが、日本とも縁故の深いフランスの銀行家アルベール・カーンが72,000枚におよぶカラー写真を世界各地で撮影させたことで、20世紀初頭の世界を記録した重要な資料として多くが残されています。
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(Via.Smilorama)
【参考:La photographie des couleurs, Autochromes Lumiere(※仏文化省によるオートクロームのサイト)】
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【参考:La photographie des couleurs, Autochromes Lumiere(※仏文化省によるオートクロームのサイト)】
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