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 経済格差や高い失業率に異議を唱える若者たちによって始められたデモが、全米各地に広がっています。デモの震源地とされるのがニューヨークのウォール街、大量の逮捕者が出た後も賛同者は増える一方で、芸能界や経済界からも支持を表明する声が上がっているようです。

 彼らの合言葉は、「ウォール街を占拠せよ」。
 不当に富が集中し、富裕な1%の人々にアメリカ国内の富が集中しているとして、彼らはその「99%」だとの声をあげてきました。

 そもそもの抗議が始まったのは、同時多発テロ10年の記念日から間もない9月17日。参加者らによると、8月ごろからネット上で有志による呼びかけが始まり、初日は約500人が集まったという。その後は500人前後で推移していましたが、潮目が変わったのは9月24日。

 デモ行進中に公務執行妨害などの容疑で80人が逮捕され、その模様が動画サイトに投稿されたことがきっかけだといいます。それを見た若者らからの反発が広がり、参加者は千人規模に膨れた。

 10月1日にはブルックリン橋をデモ隊が占拠、約700人が逮捕される事態になった――というのがデモのあらましですが、現在ではデモは全米規模へと拡大し、6日には首都ワシントンにも飛び火。オバマ大統領が「金融システムに対する国民の不満を示すものだ」と述べる事態となっています。

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 今やウォール街選挙デモの宿営地では、ノートパソコンやWi-Fi、ビデオ装置を備えたメディアセンターが開設され、国中から届く寄付物資でキッチンや医療ステーションまでもが運営されています。彼らの抗議活動はツイッターや公式サイトで順次配信され、Kickstarterのページを通じてデジタル献金が集められるなど、ギークな抗議者たちの前線基地と化しているようです。

 ちなみに現在、在ニューヨーク日本国総領事館から在留邦人及び旅行者へ向けた緊急声明が出されています(緊急情報)。

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 ハッキングツール『Signal Strength』。携帯電話間でピアツーピアの信号を送信するデバイスを使って従来型のネットワークを不必要にして、会話がひそかに監視されるのを防ぐ。

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 Kickstarterを通して資金を集め、2日間で印刷された新聞、「Occupied Wall Street Journal(占領下のウォールストリート・ジャーナル)」。

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 「Bring Down The Wall(ウォール街/壁を壊せ)」というポスターのシルクスクリーン印刷を行う。

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 皿を洗った水をウッドチップや土、植物の根などを通すことで浄化し、公園の中にある植物にやってもよい水質にするという。

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 唐辛子スプレーの溶液による「除染」をレクチャーする医療スタッフ。

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 ネットを介してデモの生放送を行う。ブルックリン橋で抗議中に逮捕された未成年者の写真が、Facebookで黒く消されているのを紹介している。

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 手巻き煙草の作成。#OWSはタバコは参加者全員に提供しているが、煙草代は「払う人は払うし、払えない人はタダでいい」とのこと。

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 宿営地には図書コーナーも設備されている。

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 当然ながら、警察には常に監視されています。

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(Via.WIRED.jp - 「ウォール街占拠デモ」のギークたち / NEVERまとめ - ニューヨーク「ウォール街を占拠せよ!」デモの概要・様子【動画】)

 動画(10月5日にアップロード)


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