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 米航空宇宙局(NASA)が、癌患者の副作用による痛みを軽減することに貢献する技術を開発したそうです。
 この技術はスペースシャトル内での植物の成長実験のためにNASAが開発したものだそうで、波長の長い光を発するLEDを用いて細胞を再活性化させ、成長、回復するものだとか。

 “High Emissivity Aluminiferous Luminescent Substrate(HEALS)”と呼ばれる技術だそうで、骨髄や幹細胞移植を行ったガン患者の、化学療法や放射線治療で生じる、痛みをを伴う副作用を減らす効果があるのだそうです。多くの光子を発する技術ですが、熱は発しないのだそう。

 ガン患者は化学療法から誘発される腔粘膜炎になるケースがあり、この症状は痛みをともなうために食事に苦痛を感じることがあります。HEALS は2年間の臨床試験をおこなう中で、腔粘膜炎に対して96%の確率で効果を発揮したといいます。

 現在、その技術を用いた WARP75 は食品医薬品局によって承認審査中だということですが、宇宙開発から転じて人に貢献することができる技術が生まれるというのは素晴らしいことですね。

(source.ガンの副作用の痛みを減らす技術を開発-NASA)

抗がん剤・放射線治療と食事のくふう―症状で選ぶ! がん患者さんと家族のための (がんよろず相談Q&Aシリーズ)抗がん剤・放射線治療と食事のくふう―症状で選ぶ! がん患者さんと家族のための (がんよろず相談Q&Aシリーズ)
静岡県立静岡がんセンター 山口建

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