アルビノといえば日本語でざっくりといえば“白子”なわけですが、ウィキペディアによれば、「先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患を天性白皮症（はくひしょう）・先天性色素欠乏症・白子症などと呼び、その症状を伴う個体を白化個体・白子（しらこ・しろこ）などとも呼ぶ」とのことで、「アルビノの個体を生じることを白化（はくか・はっか）という」のだとか。
素朴な感覚として、アルビノにどこか神秘性というか、天使性のようなイメージを抱くのは管理人だけではないと思うのですが、現実にはそれほど単純なものではないようです。
例えば、アルビノにおける神秘性ゆえの被害。
タンザニアやブルンジなどのアフリカ諸国では、近年でもアルビノの個体に魔術的価値があるとする伝統的な考えがあるのだそうで、2009年９月にも14歳のアルビノの少年を３人の男が殺害し、切断した手足を魔術的目的のために販売するといった事件が起こっているとか。他にも白化の女性との性交渉がHIVの感染を癒すという俗信のために、レイプの被害が後を絶たないとも。
特に、「ほとんどの場合、視覚的な障害を伴い、日光（特に紫外線）による皮膚の損傷や皮膚がんのリスクが非常に高い」というあたりに至っては、想像に余りあるところがあります。
....というところで、うん？
引用しておいてアレだけども、画像のアルビノの人たちってみんな白人だよね。誤解を招きかねない言い方だけど、もともと白い人たちのもっと白い例というのは、そも有色人種である我々にとって身近な例になりえるのかい？ と素朴な疑問。
(Via.Albinos:being whiter than white)
というわけで、こちらは世界初のアルビノ男性モデルだという、ショーン・ロス Shaun Ross さんの画像。アルビノの黒人さんです。やっぱりインパクトあります。
(参考：アルビノ - Wiki / 白変種 - Wiki)
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