四十七人の刺客 [DVD]

 かねてより囁かれていた「忠臣蔵」のハリウッドリメークが、現実のものとなりそうです。

 人気時代劇「忠臣蔵」が米ハリウッドでリメークされる。「マトリックス」シリーズのキアヌ・リーブス(46)が主演し、タイトルは「47Ronin」。リーブスは四十七士の1人となる架空の侍を演じ、大石内蔵助らほかの四十七士などは日本人俳優の中からオーディションで選ぶ。主要キャストのほとんどを日本人が占める、異例のハリウッド作品になる。

 「忠臣蔵」といえば時代劇の決定版。ハリウッド製作の時代劇では03年に「ラスト サムライ」で渡辺謙(50)が世界的スターの仲間入りをしただけに、今回世界に“討ち入り”する日本人俳優から新たなスターが誕生しそうだ。

 米ユニバーサル・ピクチャーズ配給で2012年公開。製作は「レボゼッション・メン」のスコット・ストゥーパー氏が担当し、監督はCM出身の気鋭で日本で生活したこともあるカール・リンシュ氏。「ワイルド・スピード」シリーズのクリス・モーガン氏が脚本を手掛ける。

 大石ら47人の“浪人”が主君の敵を討つため戦うという根幹は変わらないが、主演のリーブスは戦いの中で四十七士の1人として認められるハーフの侍、ヒロを演じる。武士道精神を描きながら、浅野内匠頭の娘として登場する架空のキャラクター、ミカとの恋も描かれるなどエンターテインメント性に富んだ作品になりそうだ。
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なんと!キアヌ主演で「忠臣蔵」リメーク:スポニチ

 記事によると、「四十七士は大石内蔵助、主税親子のほか、架空の相撲取りなどすべて日本人キャスト。内匠頭、ミカ、吉良上野介などを含めオーディションで決める。」とあり、ハリウッドが『ラストサムライ』に続いて本格的な“時代劇”を製作するという異色の作品になりそうです。

 実は2009年頃からハリウッドによる 忠臣蔵リメークの企画 はあったのですが、最近の噂では高倉健主演で1994年に製作された『四十七人の刺客(英語版タイトルは47 Ronin)』のリメークとされており、記事にある今回のハリウッド版忠臣蔵のタイトルも同様のものとなっています。

 ちなみにオリジナルの忠臣蔵の英語版タイトルは、“THE LOYAL 47RONIN(CHUSHINGURA)”。画像は長谷川一夫主演による忠臣蔵(1958年、大映、渡辺邦男監督)。

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 仮にこれが事実であるとすれば、今回の映画化は忠臣蔵を下敷きに大胆な脚色を加えた市川版『忠臣蔵・四十七人の刺客』を、さらにハリウッド向けに二次リメイクする作品となるわけで、これまでにも様々なアレンジを加え続けられてきた忠臣蔵の世界観においても特異な作品となりそうです。

 個人的には外国人俳優による『荒野の七人(60年)』のようなアレンジになるのではないかと予想していたために、主要キャラのほとんどを日本人俳優が占める“時代劇”になるらしいというのは意外でした。
 ひとまず『ラストサムライ』を充分に楽しめた管理人としては、期待半分不安半分ではあるものの、楽しみに続報を待とうと思っています。

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